FC東京

2009年12月30日 (水)

Rewind 2009 景気動向回顧(前篇)

あ、天皇杯なんてまだやっていたのね、と他人事を決め込んでおきながら、それでも「ガリレオ」の再放送よりこちらを観るほうが自然だろうと、NHKにチャンネルをあわせる自分がいる。記憶に新しいスタジアムの情景、冬の陽射しがピッチを明暗に分かつあの情景。思い出さずにはいられない、ちょうど一年前、同じ日時のエコパ。PK戦にまでもつれ込んだ準決勝は「実に面白い」一戦となった。両チームに拍手。

ナビスコカップの準々決勝でFC東京に敗れたチームと、同じく準決勝でFC東京に敗れたチームの対決…いや、ベタな皮肉はやめておこう。PK、しかもゴールバーに直撃したボールがGKの背に当たり勝負が決まるという、これ以上ないスレスレの差でしか勝敗を断ずるわけにいかない熱戦であった。試合後、あのスタジアムのゲート付近ではサポーター同士のチケット授受が行われたのかな…余計な事まで思い出す。

かたや金色に染まった国立競技場。東京が「4位」に滑り込んでいたら、本意でないとしてもガンバ大阪を応援していたのだろうか。そしてルーカスの活躍にどのような反応を示していたのだろうか。元旦決戦、名古屋と大阪、そして広島ファンの思いを乗せたボールがアジアへと繋がる舞台で…はい、もうおしまい。部外者はおとなしく一年を振り返る事としよう。ブログをはじめて二年目の暮れ、指数変遷を回顧する。

■青赤指数最安値「50」
2009/04/18 『霞ヶ丘炎上』
2009/04/29 『格差拡大』

■青赤指数最高値「69」
2009/07/20 『平山道(前篇)』

昨年の景気動向回顧を見直すと、最高値が「68」。わずか1ポイントながら記録を更新した事になります。それにしてもタイトルを獲得しながら「70」に達さないとは、我ながらどこまで厳しいのだろうと。やはり常勝軍団となって、白星を積み重ねない事には「幸福」にも「歓喜」にもなれないというわけです。公式戦8連勝を記録した大宮戦後の指数が最高値となったのも当然の流れですが、その前後がいけない。

他方、最安値。シーズン序盤、波に乗り切れぬまま喫した二つの敗戦。シーズンワーストに挙げる人も多いと思う国立競技場の千葉戦、痛みを感じなくなるほど強く引っ叩かれた万博競技場のガンバ戦。思い出したくないので詳細は語りませんが、惨敗のなかから城福監督が開き直りに近い希望を見出した万博以降、指数が下落しなかったのも、ある意味自然のシンクロ現象。だって東京次第で浮き沈みする人生ですから。

さて、次回。昨年同様、記事ごとのアクセス数ランキングを参考にしながら、この一年を振り返る事とさせて頂きます。そして正月には「勝手にアウォーズ」の発表も。はたして「Pride of Lions」ナビスコカップ決勝の回顧録はいつになったら先に進むのか、それについては触れない約束です。まだ試合も始まってないんだよなあ…ダラダラ書きすぎたなあ…本当に年越しちゃうんだなあ…堤真一は良い役者さんだなあ。

「ガリレオ」劇場版は上々の出来でした。

2009年12月30日付
現在の青赤指数=59(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎MVPの選出が極めて困難

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2009年12月26日 (土)

びっくりしまつした

とりあえずタイトルだけ思いついたので…
ゆっくりお風呂に浸かりながら書きますspa

Merry Christmas.

きっと強化部の方々は今ごろほくそ笑んでいるのではなかろうか。どうせプレゼントされるなら、サプライズのほうが嬉しいでしょ?そんなメッセージカードが添えられているような、聖夜の贈り物。作戦は大成功である。それにしてもなにかおかしい…こんな気の利いた仕掛けを施すだなんて、なんだからしくない。なんの前触れもなく唐突に発表された松下年宏獲得の知らせ。最初は何がなんだかよくわからなかった。

サッカー観戦眼を肥やす事のないままに、東京だけを追いかけている僕でさえ、彼のプレーはとても印象に残っている。昨シーズンのホーム最終戦でも、赤嶺真吾の頭で勝つには勝ったが、ゲーム全体としては新潟に押し込まれる時間帯が長く、なかでも後方からペナルティーエリアへ次々と侵入を繰り返す彼の存在は、危険極まりないものに映った。よく知らないけど良い選手、それが現時点での率直な印象なのである。

移籍制度が改定され、従来よりも選手の動きが活発になる。文字情報では一年以上前から知らされていた事だが、いざ該当案件の当事者になると、嬉しい半面なんだかそら恐ろしいものを感じてしまう。こうなってくると、複数年契約というセーフティーネットを張り巡らせ、リスクの芽を事前に摘み取ってきたFC東京フロント「様」の打ち手の正当性を再認識するほかないのである。うん、じわじわと温まってきたぞ。

週明けの月曜に有給休暇を取得したので、実はこっそり強引に、今夜で仕事納めだ。ゆっくり風呂に浸かりながら、これを書いている。炭酸ガス効果で血行を促進させる入浴剤のように、時間をおいて徐々に効いてきた。派手さはないが、実に効果的な補強ではないかと、実感が沸いてきたのだ。ボランチだけでなくサイドでもプレーできる。さらにプレースキックを任される実力の持ち主。こんな選手を獲得できるとは…

それにしてもなにかおかしい。山奥の秘湯で狐と狸と混浴している気分なのだ。結局のところ僕はまだ不思議な気持ちでいる。

2009年12月26日付
現在の青赤指数=58(△)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎上昇要因:
・松下年宏聖夜のサプライズ(△1)

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不動の漢

茂庭照幸セレッソ大阪へ。完全移籍が報道された。具体的に移籍先を予想したりしていなかったので、新鮮な驚きだった。未練がましいのを承知で書けば、瑞穂運動場でノッポのヒッピーにエルボーを食らうまでの動きは、快速CB健在をアピールするに十分な内容だったし、年齢的にもまだまだJ1でやれる事は自他ともに認める事実と信じていた…信じていたけどこっそり心配してもいた。ナニワニモニワ、頑張って!

モニの去就がハッキリしたので、ようやく腰を据えて森重真人について書ける。もっとも彼についてさほど多くを知らないのだが。そういえばFC東京が降格の決まったクラブから選手を引き抜くのは今回がはじめてではないか?わずか2シーズンで天国地獄の両方を体験した大分ファンには同情を禁じ得ないが、ここはビジネスライクに割り切るほかない。今回の移籍劇については、その経緯から好感を憶える点が多い。

まずはタイミング。草刈場と化す事が予測されたトリニータの内外に関わらず、移籍市場有数の早期決断に至った潔さに魅力を感じる。プロフェッショナルである以上、イメージも大切なファクター。ファン・サポーターが森重を愛し、森重が東京を愛する、蜜月の関係を築きゆくにあたっての第一歩は、理想的な形で踏み出されたといってよいだろう。そして何よりも素晴らしいのは、競合した他クラブの顔ぶれである。

浦和と川崎。文字を打ち込むだけで自然と血圧が上がる、極私的「テメーコノヤロ」怨敵クラブの両巨頭である。ライバルとは表するに躊躇われる苦手意識…否、正直に書いてしまうと劣等感(書いてみてなるほどレッズ&等々力てな感じだ)。浦和には結局今年も勝てなかった。どんなにチーム事情に問題が生じていても、東京だけにはキッチリ勝ってしまう。実にストレスフルなビッグクラブ。その浦和を蹴ったのだ。

田中マルクス闘莉王に代わるDFの主軸としての地位確約、そして他の追随を許さぬマネーゲームにおける経済力。傍からみてレッズを選択する条件が整っているように思えた。ACLへの継続挑戦が決まっている川崎も、負けず劣らず魅力的な移籍先と映った。世代交代が喫緊の課題とされる守備陣に、川崎に欠落しているタイトル獲得経験もあわせもつ若きDFリーダー。イルカをフグに変えてても欲しかったはずだ。

『金を稼ぐよりも成長する事が大切』城福監督のこんな言葉がメディアを介して伝わってくる。冷静に考えると、定量的な提示条件の差を、定性的な言葉だけで挽回してしまうのは、どんなビジネスにおいても至難の業である。今野泰幸・羽生直剛に続く「おとしびと」シリーズ第三弾。思い描くビジョンの一致を決め手に、量よりも質を選んだ森重、アッパレ。間接的とはいえ、浦和に勝った気がして気分が良いわけだ。

お調子者の掌返しも長生きの秘訣である。まだ見ぬニューカマーへの偏愛が早くも始まっているわけだ。好きになりはじめると止まらないわけで、すでに彼の名前すらも魅力的に感じてしまう自分がいる。来年の書き初め、どっしり構えて「森重真人」。墨が乾いたら半紙を縦方向へ半分に折ってみよう。見事に左右対称である事に気づくはずだ。名は体を表す。両の足で力強く大地を踏みしめる不動明王が思い浮かんだ。

もう期待せずにはいられないわけである。

2009年12月26日付
現在の青赤指数=57(△)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎上昇要因:
・あらためてようこそ森重真人(△1)

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2009年12月24日 (木)

ペーニャ考(余談)

「ファンクラブ通信」の村林社長コラムによると、現在ペーニャの総数は70余とか。昨年登録した僕たちのペーニャが66番だから、あまり増えていない状況が推察できるわけだが…色々な意味で煮詰まっている印象を受ける。繰り返しになるが、クラブがペーニャに何を期待しているのかはわからない。でもなんらかの狙いがあって制度を作ったわけだろうから…ひとつだけ、確実に「ペーニャの恩恵」と思える事がある。

それはペーニャ担当?のスタッフさんと懇意になれた事だ。僕たちは中村篤次郎さん(仮名)というアツい御方と交流を深める幸運に恵まれた。ゴールまでの距離・壁の枚数などお構いなく、どんな場面でも弾丸FKを蹴り込むタイプの熱血漢。ひとりの勤め人として、仕事に対する考えかたなど見習うべき点が多い「先輩」でもあった。残念ながら12月末で退職されるNさん(仮名…もう遅い?)の送別会も兼ねての宴。

惜しまれて去るのは、選手だけではない。

『貴方みたいなパッションを感じさせるスタッフさんが辞めるのは惜しい』「人事の鬼」「口説き屋ヒロシ」の名を欲しいままにする城福監督から直々に伝えられた言葉(すみません許可なく書いちゃいます)。これ以上の餞(はなむけ)はないではありませんか。短い期間でしたがお世話になりました。そしてこれからも末永くよろしくお願いします。ここに「いつものペーニャ」あるかぎり。ありがとうございました。

2009年12月24日付
現在の青赤指数=56(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎小岩の寿司屋へのお誘い届いてます

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2009年12月23日 (水)

ペーニャ考

新宿駅南口の高島屋タイムズスクエア前に架かる長い跨線橋周辺が、息子にとっての聖地となりつつある。列車が引っ切りなしに往来する光景は、鉄道模型のジオラマセットを見ているような錯覚を起こさせる。Francfrancの店舗裏にあるウッドデッキが人通りも少なく安全。あっ!あっ!と声をあげ指をさし、大興奮のヒマワリ君。2009年最優秀アイドルの座を東京ドロンパから奪ったのは「スーパーあずさ」であった。

巨大な鉛筆を想起させるNTTドコモの電波塔は、側面が時計になっている。長針が真上を向いている事に気づいた僕は、慌てて「子鉄」をベビーカーに乗せる。買い物している奥様へ先に行くとメールをして、急いで橋を渡り、代々木方面へ向かった。諸先輩がたを待たせて堂々の遅刻だ。平謝りするところから忘年会はスタートした。ペーニャの仲間で集まる今年最後の会合、乾杯の音頭から説明不要の内輪ネタ満載。

少しずつではあるが、組織として規模拡大傾向にあるところが嬉しい。グアムで遭遇したり、大分でナンパしたり、FC東京がなければ間違いなく生まれなかった交遊関係。これが実に心地好いのだ。すごく不自然な自然体とでもいおうか、コミュニケーションの前段部分を「青赤」というキーワードで省略できるところがタネであろう。あとは少しの勇気と好奇心、そしてキンと冷えたビールさえあれば、仲良くなれる。

ペーニャについて、クラブが何を期待しているのか(はたまた期待してないのか)は知らない。「いつもの仲間」がペーニャのメンバーになったところで、何か大きく変化したわけではない。しかし、心の深層に潜む帰属意識からくる安心感(平たくいうなら「自分は一人ぼっちではない」という感情)を小さじ少々くらいは与えてくれるものだという印象を抱いている。それ以上でもそれ以下でもない、まあそんなもの。

【PENYA×PENYA=大忘年会】をやってみたいと、漠然と考えていた。ナビスコカップ決勝直前の決起集会というイベントに形を変えて実現してしまったが、せっかくのペーニャなのに、各々がタコツボ化するのもなんだかもったいない話だから、タテヨコにコミュニケーションの幅を拡げて、皆で仲良くなってみませんか?が趣旨である。どうせやるならチャリティオークションの収益で呉章銀が買えるくらいの規模でね。

追伸:どうにか無事に新幹線に乗れました

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2009年12月22日 (火)

相太平山のすべりこむ話

【闘争心にOFFはない】毎年この季節に掲示されるポスターのコピー。今年はいつにも増して退団が決まっている選手たちの姿が切なく映る。闘争心どころか文字通りオフの生活そのものを返上させられそうな選手がでてきた。「代表」へ招集された三名だ。新シーズンに向け、この時期にコンディションを整える事が如何に大切か痛感させられる事例を、少なからずみてきたため、正直なところ複雑な気持ちではある。

代表にカギカッコをつけた理由はおわかりだと思う。松の内に国際Aマッチが組まれるという異常事態が発生した事に伴う苦肉の策。複数の「大人の事情」が絡んでいそうな、実に微妙な人選。残念ながら、満を持して選出されたとは言い難い経緯だが、それでも正真正銘のジャパンブルー、立派な日本代表なのである。おめでとう!権田修一、米本拓司、そしてブラジル留学を返上して年中無休営業の「変貌」平山相太。

便利屋トーキョーというのが第一印象だった(大変失礼)。天皇杯敗退組のなかから無理をお願いしやすい「いいひと」としてピックアップされちゃったな。どうしても歪んだ見かたをしてしまうのは、偏に岡田監督が漂わせる根暗で卑屈な空気(主観)のせいと、勝手に理由づけている。どうせ今回呼んでも南アフリカに繋がっているわけじゃないでしょ?と周囲で見守るファンの眼鏡もレンズに偏見色が付着している。

『招集されそう』という噂の段階で、僕はこんなふうに考えていた。そんな不健康な発想を吹き飛ばしてくれたのが、韓国へのリベンジを果たした権田の勇姿だった。ダイジェスト映像しかチェックできなかったのだが、まぁなんと堂々たる偉丈夫かと、その風格に惚れなおしてしまったのであった。以前より隠れ青赤W杯候補として権田の名を挙げ続けているわけだが、もはやその大きな身体は「隠れていない」わけだ。

いかつい肉体派の国々と同グループに入った以上、平山の存在感が再評価される機が熟しつつあるのではないかと、結局のところ贔屓目丸出しで期待してる自分がいる。相手のCKに対するニアサイドの危機回避人間魚雷能力(KKNGN)は間違いなくワールドクラス。チビチビちょこまかFW大集合のおかだ保育園、一点ドカンのソウタ兄さん…アリだと思います。急にですます文体になるほど気持ちが入ってしまう。

棚ぼたのチャンスかもしれないが、絶好のチャンスであり、おそらくは最初で最後のチャンス。チャンス、チャンス。美味しいところをもっていく、またとないビッグ・チャンス。新年6日、久々に青き戦闘服を纏った彼を目撃する事になる。2010年版・平山相太の躍動こそ、これ以上ないお年玉であり、お屠蘇であり、お年賀であり、初詣でであり、箱根駅伝なのである。さあ、走れ!飛べ!すべりこむのだ!ソウタよ!

2009年12月22日付
現在の青赤指数=56(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎地上波実況版再放送に救われた

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2009年12月18日 (金)

おかえりルーカス

「再縁」何が起きても不思議ではないのがプロサッカーという世界であるが、まさかカボレの背番号9が再び彼のもとへ戻るとはさすがに想像できなかった。ルーカス・セベリーノ、再びFC東京へ。補強にまわせる予算が限られる現状、期限付き移籍による1年契約で獲得というのは、身の丈にあったビジネスといわざるを得ない。それにしても、三度目の条件提示でようやく合意に至ったこの移籍交渉は困難を極めた。

そもそもガンバ大阪サイドがこのオファーを受けてくれた事が驚きであった。しかも年齢的な事もあってか、ルーカスに対してすでにピークを過ぎた選手であり、これ以上の成長は見込めないと判断を下している事も、東京にとっては願ってもいない展開だった。かくしてカボレ・近藤祐介が抜けて層の薄さが懸念されたFW陣に思わぬピースが加わる事になった。次なる狙いは湘南ベルマーレの阿部吉朗という事になる。

一見、時代に逆行しているような補強プランだが、すべては平山相太に問題がある。絶対的な柱として期待していたのに、どうも結果が出ない。長期にわたり特別練習を行わせ、スキルアップの機会を与えたにも関わらず、シーズンに二度もスランプに陥るていたらく。月に一度の面談で声をかけないと元気にならない、さらにその面談における言葉遣いだって粗雑で横暴ときている…わしゃクラブの代表やっちゅうねん!

以上が、明日の東京中日スポーツに掲載されるわけがない師走の妄想である。遅ればせながら始めた「サカつく6」における、「世界のFC東京」戦略一里塚。三田涼子アナウンサー公認のクラブ経営シミュレーションゲームは、携帯ゲーム(PSP)のソフトという事もあってか?正直なところさほど深みがあるとは思えないが、単純でありながら時間をかければそれなり「絵」が描ける、中毒性の高い作品なのである。

レギュラーの座をつかんだ森重真人に、何故かポジションの違う権田修一が嫉妬を露にしたり、自身が起用されたポスターのプロモーションが好評だったからか、こともあろうに石川直宏が天狗になってしまう。高額契約で招いたスカウトが発掘してきたCBが、欧州クラブで名をあげたテルユーキ・モニーワだったりする。移籍金2億5千万円はスタジアムに仮設トイレを設置するかどうかで悩む僕に出せる金ではない。

仮想世界といえど、どうしても他クラブの垢がついた選手には手を出す気になれないのが難しいところ。だから新宿湘南ラインを南下して、ジャーンやツゥットを探しにいってしまう。なにやら噂になっている某日本人FWの獲得など、たとえゲームでも考えられないレヴェルの違和感を憶える。それでも火のないところに煙はたたぬわけで…あらかじめゲームの中でお試しレンタルして慣れておくか…やっぱりやめよう。

2009年12月18日付
現在の青赤指数=56(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎ラモス瑠偉・浦和新監督

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2009年12月17日 (木)

ふたりは永遠(日曜日・後篇)

サプライズ・インタビューとやらで、式の途中マイクを向けられたとき、上手に質問に答えられなかった。お二人とは何処で知りあったのですか?緊張していたとか、そんな類の理由ではなく、純粋に思い出せなかったからだ。グアムで見かけたときも、初対面ながらお互いの存在はどことなく把握できていた。スタジアムという社交場で知らず知らず深層的交流を重ねていたのだと思う。その繋がりは、柔らかくて深い。

二人のために準備していたものがあった。レオパレス・リゾートでこっそり撮影した写真。こんな日がやってきたら引き伸ばしプリントして、そこに監督の極太サインを頂いたものを贈らせてもらおうと画策していたのだが、その城福さんご自身から『新郎は本気で徳永悠平に心を開いてくれたのですか?それを確認できるまでは…ヒロシは何もしたくない!』と一刀両断にされたため、残念ながら間にあわなかったのだ。

Just kidding…色々と忙しくて小平へ行く機会に恵まれなかっただけである。それにしても温厚を絵に描いたような新郎が、地球上の人類のなかで(ミミズやオケラやアメンボも含めた生物全体のなかで)徳永にだけやたら厳しかったのは、結局のところ謎のままである。このあたり、今後新居でじっくりお聞かせ頂こうか。幸福度満点の披露宴が終わり、舞台は二次会、そして三次会へ。加速度的に民度が下がっていく。

大崎駅前のFootball Pubが二次会会場だった。ドレスコードは「青赤推奨」。赤や紫あたりがチラホラ散見されたあたり、新郎新婦の人脈の広さが伺えた。乾杯の音頭をとられた牛木素吉郎先生から「ビバ!サッカー研究会」の宴席で、原監督(当時)に対する批判的な見解を述べた某T京高校サッカー部顧問に対して、殴る蹴るの暴行を加え病院送りにしたという新婦の逸話が披露された(註:一部脚色してあります)。

無数のマフラーとゲーフラと、青赤の風船(どこかで聞いた事があるような)に迎えられ「You'll Never Walk Alone.」で送り出されるまで、東京色全開のパーティーが展開された。そして新婦へのサプライズは「明大前行大型バスチャーター」。カンパ不足分は新郎が支払うという男前企画であった。二人の出会いの地・明大前。純白のドレスを脱いだ花嫁を迎えたのは、半裸全裸の男たち。やっと普段着の夜に戻れた。

素晴らしい一日に立ち会わせて頂けた事に御礼を言いたい。これからは家族と家族のつきあいになる。夫婦というユニットを組んだ後に実感するのは、二人の結束も大事だが、それと同じくらい周囲の支えも大事だという事。お互いその大事を感じあえる関係でいられたら素敵だと思う。なにしろ「FC東京が好きだから」だけで繋がれた間柄だもの。そこから発展した関係が生涯の財産になるならば、とても幸せだよね。

Walk on through the beautiful avenue. これから二人が歩むのは、爽やかな風吹く美しい並木道。一緒に散歩させて下さい。

大好きなふたりへ

2009年12月17日付
現在の青赤指数=56(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎グアムに続きハワイも消えた

「Together Forever」
357_namicchie_in_guam

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2009年12月16日 (水)

ふたりは永遠(日曜日・中篇)

プロポーズについてのエピソードが披露されたとき、僕は密かに冷汗をかいていた。なんでも新郎は今年の大分遠征を「勝負の日」に定めていたが、諸事情により現地でシュートを撃てぬまま、東京へ帰ってきてしまったのだという。『おいおいナニやってるの?』などと野次りつつも、その日の記憶が鮮明に甦ってきたのだ。試合前から大量に酒を飲んだ挙句、九州石油ドーム到着は試合開始直前、そしてサヨナラPK。

どんな気持ちであのPKを見届けたのか?劇的な勝利に舞いあがった勢いで、スタンドにいる顔見知りという顔見知りすべてに声をかけまくり、再び市街地に戻って大ドンチャン騒ぎ。関サバ&関アジ完売御礼…たしかにあのシチュエーションで結婚など申し込めるわけがない。それ以前にそんな決意を固めていた事に、これっぽっちも気づきはしなかった。申し訳なかったけど、結果オーライという事で許して頂きたい。

表舞台は業者さんにお任せして、僕は舞台裏のメイキング映像めいた「画」を残したくて、出すぎた真似を承知でビデオカメラ片手に会場への出入りを繰り返した。式が始まる前の緊張した表情、お色直しのため退出してきたときの安堵した表情。これがなかなか良いのである。「ナビスコカップ優勝記念DVD」に収録された、試合後にバスの中ではしゃぐ椋原健太の笑顔。あんな感じのボーナストラックが狙いだった。

幸せな時間はあっという間に過ぎてゆく。新婦からご両親へ感謝のメッセージが読み上げられた後、本当はじっくりゆっくりと味わいたかった、メイン料理の肉塊を口にねじ込み再び会場の外へ。花束贈呈の後、新郎新婦が各々ご両親と連れ添って扉から出てくるシーンを反対側から収めたかったのだ。階段の手すりに身体を預けながら、会場内の様子を伺う。ちょうど、新郎のお父様による挨拶が始まったところだった。

期待通り最後のスピーチでも落車。親子の血は争えない事が証明された瞬間だった。すりガラスの向こうから漏れ聞こえてくる笑い声につられ、僕も思わず笑顔になる。結婚とは良いものか悪いものか、きっと人によって答えは異なってくるのだと思う。でも結婚式とは?と問われれば、おそらく答えは一つ。忙しい日常で見落としがちになっている大切なものと改めて向きあう事で、心が洗われる気がする。良いものだ。

もう少し書かせてもらうよ、ナミッチー。

2009年12月16日付
現在の青赤指数=56(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎嘘ばっかりのサッカーマガジン

「パワーバランス」
356_namicchie_wedding

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2009年12月15日 (火)

ふたりは永遠(日曜日・前篇)

冬、週末の朝。いつもより純度の高い冷えた空気が心地良かった。四ツ谷駅から麹町方面へ、閑静な住宅街の小路を歩く。道路端に積もった銀杏の葉が、周囲を鮮やかな金色に染めていた。夏に仕立ててから二度目の出番を迎えた漆黒の礼服に、念入りに靴墨を塗って磨いた革靴。そして左胸には東京の公式ホームページを見ながら、前夜奥様にアレンジしてもらった「Jリーグアウォーズ風」青赤ポケットチーフもどき。

二番町にあるフレンチレストランが式場だった。「AIMEE VIBERT」フランス語だけにわからなかったのだが、店名の読みかたを確認したところ「エメ」と。まさかとは思うが、念のため会場選出の理由は聞かないでおく事にした。この日の主役二人のイラストが描かれたウェルカムボードが見事だった。青赤オーディエンスをバックに新婦だけビールジョッキを掲げているという、現実に忠実なレイアウトに好感を抱いた。

人前結婚式。新郎新婦出会いの場となった「明大前」の店長さんが媒酌人を務めた。奥様ともども、まるで自分たちが挙式せんばかりに緊張していたのがおかしかった。乾杯の挨拶を依頼されていた自転車番長も然り。気楽な僕はニヤニヤしながらそれをビデオに収める事に専念した。酒に酔った挙句、英語で喋らぬかぎり饒舌になれない新郎は、予定通り最初のスピーチで落車。フランス語の店名はハードルが高かった。

上司や友人のスピーチが披露されるたび、その「オフェンシブな人間性」が明るみになってゆく新婦。対岸の敵を迎撃するため伊豆大島へ飛び、多摩川クラシコ当日、空から飛田給へ乗り込む女傑である。自身のイメージダウンを怖れていたけど…大丈夫だよ、想定の範囲内だった。普段着を強調するため、この日もビールと餃子で乾杯という流儀を貫くかと期待したが、フレンチだけにさすがにそれは難しかったようだ。

多くの親族友人が招かれた披露宴。露骨な青赤演出を避けながら、わかる人にはわかるさりげない選曲が素敵だった。乾杯の直後に「プロポーズ大作戦」。お色直し後の再入場時には「DOWN BEAT STOMP」。 都度盛り上がっていた一角だけ“村林裕様からの祝電”にドッと沸いた。ウェディングケーキには青赤ユニフォーム風の飴細工が、愛らしく添えられていた。そういえば書き忘れていたが…本当に美しい花嫁だった。

【とってつけたよう】--つけたやう
(連語)言動が不自然でわざとらしいさま
「--なお世辞」

2009年12月15日付
現在の青赤指数=56(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎八つ裂き覚悟で次回へ続く

「Happy Wedding!!」
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