東京二輪計画

2009年7月20日 (月)

平山道(前篇)

三連休の初日、朝のニュースが渋滞する高速道路の様子を伝えていたはずだったが、都内から自動車の数が減ったとは思えなかった。志村三丁目の交差点を左折して、国道17号を北へ、ひたすら北へ。大型トラックや自家用車が連なる道路脇を、ホワイト・カボレ号で走る。溶けかけたアスファルトからモワッと熱気が立ち上ってくる。暑さと排気ガスのせいか、喉から肺にかけて、うっすらとした不快感の薄膜がまとわりついている気がする。

江戸時代から続く中山道。荒川に架かる戸田橋を越えて彩の国(死語)へ入る。北浦和を過ぎてしばらくの後、「二度栗山」という不思議な名前の交差点に差しかかった。帰宅後インターネットで調べたところ、この付近を腹を空かせた弘法大師(空海。平安時代初期のカリスマ書道家)が通りかかったとき、子供から栗の実をもらったのだそうな。その善行に感謝した大師が、一年に二度栗の実を結ばせたという伝説から名づけられたという。

もっとも、汗だくでペダルを踏んでいた僕はそんな事をつゆ知らず、平山相太が2点決めたら「二度平山」なんてタイトルでブログを更新してやろうかと、相変わらず無意識にネタ探しをしながら北上を続けた。結果、この預言(?)は的中し、平山大師は栗鼠の園へ潜り込んだ後、一夜に二度までも甘い果実をもぎ取ってしまう…大宮駅を過ぎて、右折。高架橋で線路を越えて数分、ようやく視界に青赤を捉える。残りわずか、ゴールは近い。

最後の直線、氷川神社境内の並木通りを走り抜ける。この一帯だけ、周囲と比して気温が低く、ひんやりとした空気が1時間と少しのドライブで疲れた身体を慰めてくれる。後味よい疲労感を乗せて、無事ナックファイブスタジアムへ到着。愛車をチェーンでガッチリ金網に固定した後、知る人が見れば噴飯もののミーハーグッズである「ブイグテレコム」サイクルジャージを駐輪場で脱ぎ、何食わぬ顔で青赤のレプリカに着替える。準備完了!

何があっても一杯限りと自身に言い聞かせ、生ビールを購入する。コンパクトなサッカー専用スタジアム、設備も新しく、トイレも綺麗で(今日は一杯だけと決めちゃったけど)生ビールがぐいぐいと飲めてしまう、本当にここは素晴らしい、大宮公園。コンパクト過ぎるが故に、選手の入場待機エリアすらないスタジアム。満員の観衆が見守るなか、フェアプレーフラッグにサインをした選手たちがそのまま整列。急勾配の階段上から見守る。

18時。空はまだ明るく、スタンドで何をせずともじんわり汗ばんでくる。蒸し暑い環境でプレーする選手たち。コンディション調整の難しさは、後半、カボレに替わって出場した近藤祐介の足が、投入直後からピタリと動かなくなった事からもうかがい知れた。過酷な連戦だが、城福監督は一人も先発メンバーを変更せず闘いに挑む。「不動の11人」には、しかし疲労が蓄積しているのが、誰の目にも明らか。皆、湿度の壺の中でもがいていた。

2009年07月20日付
現在の青赤指数=69(△)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■■■■■■■■□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎上昇要因:
・「二度平山」で消耗戦を制す(△1)

「一気飲みコンテスト」
300_binge_drinkers

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2009年6月22日 (月)

狼煙(前篇)

川越街道から環状七号線へという事前計画に変更が迫られた。愚かにも清水戦の法人向けチケットをオフィスに忘れてきたのである。名乗りを挙げてくれた「共謀者」に日立台でチケットを渡さなければならない。かくして練馬から都心を経由してから柏方面へ。ドライブルートは約10km延長される事となった。普段の通勤と変わらない所要時間に満足しながら、労働意欲ゼロの姿でオフィスへ潜入。無事チケットを回収して、さてもう一仕事。

週末のオフィス街。ビル地下のコンビニは、店長を呼び出して営業している理由を問い質したいくらい閑散としていた。暇そうにアクビをしていたロッピーの前に陣取る。7月の大宮戦、チケット発売。10時01分、ビジター自由席4枚確保。予想以上の秒殺劇に『今日は良い事がありそうだ』と一人ほくそ笑む。懸念された雨は降らなかったが、日が昇るにつれて蒸し暑さが増してきた。昭和通りから江戸通りへ。東京マラソンのコースを走る。

浅草は雷門。マラソン当日はこのあたりから右膝に違和感を憶えた厳しい地点だったが、この日はいったん下車して(自転車を)記念撮影。それにしても尽きる事のない旅行客。年齢・性別・国籍問わず、何故ここまで多くの人々が浅草に集うのか、不思議に思った。村林社長が感銘を受けた某マンガの某カレーパーティー。雷門でも選手がビラ配りをする様子が描かれていた。どうにかしてこの下町パワーを観客動員に結びつけられないかな。

味の素スタジアムへサンバ隊を招聘するだけでなく、逆にサンバカーニバルに東京のブラジル人選手を送り込んで、サンバ以外のブラジルをアピールするとか。「浅草の顔」でもあるアニマル浜口さんと、戦略的協力体制を再構築するとか(ただしホップステップなんとかは禁止)。雷門から国立競技場までは、銀座線で一本。なんとかできないものかな…そんな事を考えつつ、白く輝くスパイダーペダルを踏みしめ、カボレ号は言問橋を渡る。

朝、TKG(卵かけご飯)しか食べなかったツケが回ってきた。江戸川を渡って千葉県に入ったころから、急激に力が入らなくなってきた。タイミングよく国道6号沿いに大きな【すき家】の看板が出現。すき家ならサイズ控えめのミニ牛丼があるからちょうど良い。その名の通り(?)一度ガソリンが切れるとヘロヘロになるのが、ホワイト・カボレ号。たった3km先の牛丼屋へ到達するまでの迷走ぶりは、あまり格好良いものではなかった。

手と顔を洗って一息つく。長距離トラックの運転手の気分を少し味わえた。三種のチーズ牛丼(ミニ)で息を吹き返したカボレ号は、見慣れた道をスイスイ、松戸から柏へラストスパート。12時15分に敵地・日立台へと無事到着した。走行距離は50km、休憩時間を除くネットの走行時間は2時間30分。現実的には柏が限界かな?蘇我と鹿島はちょっと厳しいかな…走れば絶対勝つと保証してくれるなら何処までも走りますがね…たとえ瑞穂でも。

※「狼煙」(中篇)へつづく…次は餃子です

2009年06月22日付
現在の青赤指数=60(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎「ソ」で終わる不思議な記事

「おつカボレさまです」
278_long_driving

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2009年6月18日 (木)

Le Tour de Kodaira

駒沢での歓喜が霞んでしまう訃報とともに、日曜を迎えた。じっとしていると悲しくなるだけなので、気を紛らわせるために僕は早朝から自転車を弄くる事にした。オトナの玩具とはよく言ったもので、オプションパーツにこだわるとキリがない。神宮前のショップで偶然遭遇した鶴見辰吾さん(香取慎吾・赤嶺真吾と並ぶ日本の三大シンゴ)も愛車に装着していたTOPEAKのライトで、白いフクロウは夜道で鮮やかに目を光らせるようになった。

この日の「改造」はサイクルコンピュータの搭載作業。前輪フォークにセンサーを、前輪スポークにマグネットを取りつける。ワイヤレスだから作業は簡単だ。これで平均・最高速度から走行距離といった基礎情報を視認しながらドライブできる。もっと上級モデルになれば、これらに加えて車輪の回転数や消費カロリー、GPSを使った現在位置情報から社長とマスコットの友好度に至るまで、ありとあらゆるデータが一目瞭然になるという。

一気に手に入れたらツマランのですよ。ジワジワと焦らしながら、満たされてゆく過程を楽しむ、それがオトナの作法。だからまずは初歩的なバイク、初歩的なパーツ。それでもピンと直感に訴えるものがあれば、迷わず出費する大胆さも必要。ヘルメットに続いて、ペダルも少し贅沢に。品薄状態が続いていたTIOGAの白いスパイダーペダルを、ようやく捕獲した。これは今週末に装着予定。かくしてカボレ号は、徐々に白色に染まっていく。

午後の育児は奥様にお願いして、ドライブへ繰り出す。サイクルボトルにロックアイスを詰め込み、飲水を注ぐ。ヘルメットをかぶりサングラスを…あ、そういえば自転車用サングラスも買わないといけないな、何かと金がかかるな、でも何だか楽しいな。ブログでは嘘をつかない事にしている。今週末、柏まで自転車で行くと決意したものの、それ以前に最初のロング・ドライブの行先は小平にすると宣言した経緯がある。だから、有言実行。

笹目通りの歩道橋を越えて、富士街道をひたすら南西に向かう。西武線の踏切待ちの間、フレームに固定したホルダーからボトルを抜き取り、水分補給。14時過ぎの一番暑い時間帯、すぐ横に停車している自動車の放熱が、右のふくらはぎを照り焼きにする。サイクルコンピュータに表示される走行速度に、ついつい闘争心をかきたてられてしまうが、安全第一、無理せず車道と歩道を都合よく使い、ホワイト・カボレ号を走らせた…至極快適。

北原の交差点を左折して、青梅街道から新青梅街道へ入る。ここまでくると小平は目前。最後の直線、信号待ちで自動車の流れがパタリと止んだタイミングを使い全力疾走する。久々のドトール、久々のガソリンスタンド。こうして武蔵野苑へ到着、練馬光が丘からは約13km、所用時間は37分。信号待ちなど停車時間を加味すると、グロスで40分強か。平均速度は21km/hだから、ジョギングでの所要時間の約半分という結果と、整合性がとれた。

ジョギングならば、小平グランドに入る前に近所の銭湯で汗を流す必要があったが、自転車ならシャツを着替えれば済む程度の発汗で済む。ヘロヘロになりながら練習を見学し、帰りは足を引きずって錦城高校前からバスに乗り込む、そんな悲壮感とも無縁だ。優秀!さすがクロスバイク、さすがSPECIALIZED。心地良い達成感を憶えながら、グランド内の自販機で缶コーヒーを買う。この日の出費はこの110円のみ。エコロジーでエコノミー。

※次回は自転車から降りて「U-18」観戦記を

2009年06月18日付
現在の青赤指数=58(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎「ホワイト餃子」個室予約完了

「最高速度38.5km/h」
274_just_arrived

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2009年6月 1日 (月)

白いカボレ号(後篇)

ただでさえ大きな頭を、さらに強調するのは滑稽だ。必然と選択肢が限られてくる。「キノコ」にならず、ぴたりフィットする一品…あった!かぶった瞬間、思わず口許が緩む。LASというイタリアのブランド。理屈はわからないが、とにかく圧倒的に心地良い。インナーパッドがしっとりと頭に馴染んでくる。アジャスターの操作性も抜群で、後頭部まですっぽり包んでくれる。多少値が張るが、命を守ってくれるツールだから、奮発する。

白地に青と赤。トリコロールではないぞと、自身に言い聞かせる。白はあくまでバイクにあわせたワンポイント。ヘルメットに関しては、少し恥ずかしいくらい派手なほうが良いという助言を素直に受け入れる。サメをイメージしたという、毒々しく刺々しいデザイン。ヒゲ坊主がこれをかぶると、ちょっとしたグレート・ムタ気分が味わえる。残念ながらこの青赤鮫モデルはSMサイズしか残っておらず、MLサイズはすでに在庫切れだった。

いわゆる型落ち(2008年モデル)のため、もうショップに入荷する事はないという。散々試着させて頂いて、何も買わない事に罪悪感を憶えたが、仕方なくインターネットで購入する事にした。明治神宮前まで歩いて、千代田線で「出勤」する。誰もいないオフィスでヘルメットをオーダーしていたとき(働けよ)、携帯電話がブルブルと試合終了を告げた。京都との一戦は「またか」のドロー。石川直宏のゴールは「またも」報われなかった。

それにしてもオイ、ヤナギ。柳沢敦に向け、一人愚痴る。消化試合で張りきるなよ、オトナゲない…自らの復帰をアピールするゴール…どうせ体勢を崩しながらの泥臭いゴールなんだろう?(スポーツニュースでこの予感が的中していた事を知る)空想の世界で僕は柳沢にヘルメットをかぶせる。流線型のオシャレなタイプではなく「安全第一」の黄色い工事現場用。失意の東京サポーターが、代わる代わるピコピコハンマーを打ちつけてゆく。

試合に勝てなかったのに、グループリーグ首位に浮上。消化した試合数がチームにより異なるためあくまで暫定だが、“追走”する山形と清水との直接対決が残されている、願ってもいない流れだ。国立、そして駒沢。「決勝戦」が2試合続く展開、しかもホームでの連戦。図らずも西京極で積み重ねた勝点1が、6月をスリリングにしてくれる事になった。絶対、勝つ。腹がへっては戦もできぬと、僕はハンガーストライキの終結を宣言した。

【2009年ナビスコ杯予選04節】 京都サンガF.C.(1-1)FC東京 ※京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼競技場

2009年06月01日付
現在の青赤指数=53(→)
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
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□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎鹿児島には飛びたいのである

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2009年5月31日 (日)

白いカボレ号(前篇)

フジテレビが京都戦を放映しない事への抗議の意味も込めて、僕はハンガーストライキに入った。無謀にも土曜の昼食を「抜いた」のである。苦渋の決断だったが、カップ戦軽視の姿勢を崩さぬお台場の中小企業に対する怒りを表現するにはこれしかなかった。胃袋が不自然に収縮するのを感じながら、僕は新宿三丁目で副都心線に乗り換え、北参道で降りた。「青赤自転車研究所」の先輩所員に教えて頂いたサイクルショップが目的地だった。

中村北斗が、突如として姿を消した。携帯電話を震わせた不可解な先発メンバーを見て、頭の中で無数の疑問符が阿波踊りを始めた。事情は知らぬが、何やら“えらいこっちゃ”が生じた事には間違いなさそうだ。ズラリとバイクが並ぶショップにたどり着くまで、行方知れずのホクトの事ばかり考えていた。本当ならピカピカのクロスバイクに乗って来たかったのだが、生憎の空模様。「ホワイト・カボレ号」には留守番してもらう事にした。

ホワイト・カボレ号には、「シラス」というプロダクトネームもあるので、これとカボレとの造語で「白カボス号」でもいいなと考えている。そもそも自転車に名前をつける事自体、幼稚な行為に思われるかもしれないが、愛犬をイヌと呼ばぬのと同様に、愛車(愛輪)をチャリ呼ばわりしたくないのである。ちなみに先に導入した、ヒマワリ君の保育園送迎用ママチャリ(真っ黒ボディ)には「サリさん」という素敵な愛称がつけられている。

想像以上に細く、軽い。それでいて、80㎏近い身体を乗せても困った顔ひとつしない強さも兼ね備える。先週末、新宿三丁目のショップで引き渡された後、練馬まで走ったのが処女運転となったのだが、さすが、軽くペダルを踏んだだけでギュンと加速してくれる。車道脇を走ってみたが、スピードが出るぶん、事故のリスクだって高くなる。自動車に接触して転倒しただけで、もう簡単に死んでしまいそうだ。ヘルメットの必要性を痛感した。

車体を選ぶのも楽しいが、周辺パーツを選ぶのもまた楽しい。僕の場合、バイクそのものは白を基調に、アクセントとして青と赤を加えていこうと考えている。最初は両のペダルをそれぞれ青赤にしてやろうと思ったが、どうも下品になりそうなのでやめた。今はタイオガ製の白いスパイダー・ペダルに狙いを定め、情報収集中。オシャレの基本は足下から。バイクの場合、ペダルからなのである。こうしてカボレ号はますます白に染まりゆく。

ズラリ陳列されている商品を、片っ端から試着してみた。自分にあうヘルメットを見つける唯一の方法は、とにかく実際にかぶってみる事だ。雑誌やインターネットで、画像と評判を調べただけで購入に踏みきるのは、代理人の言葉を鵜呑みにして外国人選手の補強に踏みきるのと同じくらい危険だ。色、形、千差万別。僕は空腹を忘れ、カパカパと脱着を繰り返した。京都では「非公開試合」が始まったころ。密かに勝利を祈る事は忘れない。

267_specialized

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2009年5月14日 (木)

続・東京二輪計画

車輪の数は違えども、この高揚感は自動車を購入したときとまったく同じである。色々と有識者(評論家)の方々にご助言頂いた後、新宿三丁目のショップに通った僕は、親切なスタッフさんを捕まえて、展示されているありとあらゆる種類のモデルを教材に、小一時間講義をして頂いた。結論として、僕が購入しようとしている価格帯(初心者モデル)のクロスバイクなら、ブランドによって特に大きな違いがあるわけではありませんよ、と。

『女の子と同じです』話が急にわかりやすくなった。週末デートに出かけるときの待ちあわせ、久々に見るその姿は相変わらず素敵。俺ってセンスがいいよなと、密かに悦に入るあの瞬間…要はルックスで選んじゃえばイイのよ、結局、というアドバイスだったのだ。フレームの微妙な曲線がセクシーだったり、ブランド・ロゴがオシャレだったり、女性に媚びていない雰囲気が好きだったり。自然と照準が絞られてきた。最後は直感を信じる。

予備知識ゼロの状況から、とりあえず最初のパートナーが決まった。長いつきあいになればいいなと思う。自転車に乗る事で自転車を学ぶのだとか。すぐ上級者モデルが欲しくなるのだろうか。多種多様なパーツに不気味なほど細かくこだわるようになるのだろうか。熱しやすく冷めにくい性質だ。きっとこれからこのブログにも頻度高く登場するだろう。最初のロング・ドライブの行先は、小平グランドと決めている。その日が待ちきれない。

白いクロスバイクに焦れる毎日。納車日は未定のままである。仕方がないので、別途購入したボトルホルダーをベッドサイドに置いて眠っている。このあたりの行動パターンは、子供の頃から何も変わっていない。飛田給・信濃町。ガシガシペダルを踏みスタジアムへ乗り込みたいのだ。アウェーでも行けるところまで行ってみたい。最終目標…男なら鹿児島。忌野清志郎さんが走破した西の果てへの大輪行。そういえば9月の京都戦は、鴨池。

まさか…いないよね?

Special thanks to Mr. Fueki of "Y'sRoad"

2009年05月13日付
現在の青赤指数=51(→)
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20絶望
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30暗鬱
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50平常
□□□□□□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎スキンヘディング

「曲線美なんだよなぁ」
260_bottle_holder

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2009年4月21日 (火)

東京二輪計画

ちょうど一年前の今ごろ。果てしなき大海原に妄想の小舟を浮かべ、僕は終わりなき脳内航海を楽しんでいた。衝撃のループシュートを決めた大竹洋平、ベールを脱いだムービングフットボール。美しい未来の輪郭がおぼろげながら見えてきたようで、なんだか浮き足だっていた。あれからたった一年、まさに山アリ谷アリ。波乱に満ちてこそ、人生は輝きを増す。

こう書いておきながら情緒不安定

心の乱れは文の乱れ。揺れる青赤心そのままに、日常生活から人種問題まで、テーマがブレまくりの作文となってしまう。月曜の朝、不完全燃焼のまま週を明けた僕は“燃えるゴミ”を出し、そのままポストを確認せず、駅へ向かう。定期購読しているピンク色の新聞が投函されているからだった。自ら率先して不快な気分を助長させるほど、悪趣味ではないのだ。

心晴れぬなら、せめて身体に蓄積した老廃物を吐き出してやろうと考えた。ドレッドミルを使って走るのが、どうも腰によろしくないため、最近は有酸素運動をバイクトレーニングに切り替えている。これが思っていたよりも「効く」のである。30分もペダルを漕げばシャツは汗でびっしょり、相応の充実感を得られる。嬉しい事に腰は大丈夫。凄いかも、自転車。

いみじくも自転車ブーム。僕の身の回りの人々にも、バイクの愛好家が増えてきている。奥様の実家には、大奥様が購入したルイガノ・ブランドのクロスバイクが置いてあった。こいつがまた、軽くて乗りやすいのである。久々に物品への購入意欲が湧いてきているのを感じる。来る日に備えてジムでトレーニングに励む。健康的な趣味、なかなかいいじゃないか。

ちょうどマラソンへの情熱が薄れてきたところだったので「転向」の良いタイミングかもしれない。街を自由自在に二輪で疾走する、スタイリッシュな生活…なんだか惹かれてしまうわけである。未知なる東京の側面を発見しては、ブログに掲載して…いっそブログのタイトルも『青赤自転車でいっちゃうぞ』に変更しようかな(間違いなく盗作で訴えられます)

よっしゃ、すべてを忘れるために激しくトレーニングしたるで!気持ち新たに足を大きく踏み出した僕であったが…ガックリ。運悪くジムは定休日だった。おまけにコンビニの入口で、巻誠一郎がデカデカと表紙を飾るピンクの恐怖新聞が視界に飛び込んでくるし(どれだけ話題を提供してるのやら)。依然、敗戦の後遺症に悩まされている、哀れな僕なのだった。

おのれ千葉め…ナビスコカップで同グループに入った事が救いだ。いっそフクアリに自転車で乗り込んでやろうか(平日だぞ)というわけで、東京二輪倶楽部所属の先輩各位。10万円以下の街乗りバイクの推奨モデル、練馬区近辺にあるお薦めの専門ショップなど、有識者の皆様からのアドバイスがあれば教えて下さい。書籍やウェブサイトなどについても是非。

あれ…人種問題は何処へいった?

2009年04月21日付
現在の青赤指数=50(→)
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
□□□□□□□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎ユルネバは最後まで歌いたい

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