長友佑都賛歌

2009年10月27日 (火)

長友佑都選手の検査結果について

PRESS RELEASE
長友佑都選手の検査結果について【追記】
[10/27(火)]

10/26(月) にお知らせいたしました長友佑都選手の検査結果につき、一部追記訂正がございましたので下記の通りお知らせいたします。

○病 名:右肩関節唇損傷
○全 治:約3週間(普通の人間ならばね)

※赤字が追記箇所

『これからも良いお友達でいましょう』と同じくらい嫌いな台詞がある。しかし風雲急を告げる2009年の秋、僕は心を鬼にして長友佑都に向けその言葉を蹴り込みたい。

『気合で治せ』

民放地上波全国生中継、ハレの舞台にこれ以上メインキャストが欠けてはいけない。この一戦にすべてを…けどリーグも大切。無理するな…でもちょっとだけ無理して。

この苦難を乗り越えよ。そして何事もなかったかのようにピッチを駆け回れユウト!主役抜きでパーティーは始まらない。国立競技場で待つぞ!その前に小平へ行くぞ!

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2009年4月 9日 (木)

ゴリラの子育て論(長友佑都賛歌5)

日本経済新聞の夕刊コラムで3日間にわたり連載されてしまうのだから、長友佑都、もはや完全にニッポンの顔なのである。クラブの公式ホームページを覗いていなかったため、初回は見逃してしまったのだが、昨夜は忘れず駅の売店で購入。宅配契約していた時期を除けば、日経の夕刊を買うのは初めてのような気がする。

朝刊に比べやけに薄っぺらな新聞をめくり、めくって…やがて飛び出すゴリラの笑顔。『今は仕事仲間や周りの人みんなにただ感謝』もはや長友の代名詞になっているキーワード【感謝】の文字が飛び込んでくる。人気低迷が囁かれる「代表」だが、日経に載ってしまうのだから、そのネームバリューはやはり凄いのである。

地下鉄に乗り込み、一文字ずつ味わうように精読したのだが、途中からどうも違和感を憶えはじめる。『スキンシップがすごく大事』『怒ったあとは、やっぱりぎゅっと抱きしめる』ううむ、どうして長友が子育て論を展開するのだろうか…そもそも長友がパパだなんて、二人もお子さんがいるだなんて、聞いた事がないぞ?!

引っ張り過ぎですか、
引っ張り過ぎですね。

絶対に日経の編集者は狙ったと思うんだよなあ。9面「子どもと育つ」というコラムで、自身の夢を熱論するガレッジセールのゴリ。2枚めくって13面、同じくページ左上のレイアウトに待ってました“本物の”ゴリ。なんだかゴリラだらけの日経夕刊、わずか50円で発売中。連載「駆ける魂」は本日最終回なのであります。

とても良い話ですよ。

2009年04月08日付
現在の青赤指数=56(→)
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■□□□□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎次は「私の履歴書」を目指せ

「ゴリゴリ」
243_nikkei

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2008年11月 6日 (木)

breakthrough -7- (長友佑都賛歌4)

「breakthrough -6-」より宇宙的スケールでつづく

左胸で力強く動く赤い心臓に加え、右胸で静かに眠る青い心臓。もちろん正確にはこれは心臓ではない(だいたい心臓がふたつあるなんてあまりに非科学的ではないか。このような馬鹿げた話が僕は大嫌いなのである)。話を戻そう…青い心臓、これこそが長友を超人たらしめる生命の核「太陽炉」なのである。それは多量の水素とヘリウムに満ちた木星環境でなければ創造できない奇跡のエネルギー源。この太陽炉を稼動させる事で、長友の二段ロケットが噴射するのである。

メディアへの露出も増えてきた。いずれ秘密が明らかにされる。その前にこの人だけには伝えておきたい。4月の東京ダービー初戦、チームを劇的な逆転勝利に導いた直後、長友は周囲の視線を避けるように指揮官をロッカールームへ続く通路沿いの一室へ誘った。衝撃の告白に城福監督は驚きを隠せず、動揺のあまり長友が手渡した木星土産のヘリウムガスを誤って思いきり吸い込んでしまった。時間がない…監督は激しい動悸を鎮めながら試合後の記者会見に臨んだ。

その声は、ヘリウムのせいで変わり果てていた。

鋭く切り込むカボレの引力に導かれた岩政大樹、そこに生まれた漆黒の闇。グラウンダーのパスに飛び込んだ羽生直剛であったが、すべての物質を吸い込むブラックホールの前ではその宇宙パワーも通用しない。ラインを割る事を拒否するように宙を舞うボール、現代理論では証明する事ができない物理的現象。もはや不可能を可能たらしめるのは長友しかいなかった。木星帰りのニュータイプが事象の地平面に沈みゆく球体を引き寄せる。そして生まれたゴールという超新星。

長友佑都という木星、それは快楽をもたらす者。

追記:
中学生の頃は天文部に所属していて、毎夜、天体望遠鏡の向こうに広がる大宇宙に心をときめかせておりました…すみません、嘘です、星の事などまったく知りません。「木星」に関するそれっぽい薀蓄はすべてWikipediaの情報を参考にさせて頂いた知ったかぶりです。しかも現実世界で科学的に証明されている事柄と、《ガンダム》の世界で描かれている絵空事とをごっちゃにしているのでもはやムチャクチャであります。どうぞあまり深く考えずに読み流してやって下さい。

2008年11月06日付
現在の青赤指数=61(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎もう少し頑張れオーストラリア

「次回シリーズ最終回です」
112_the_joker

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2008年11月 5日 (水)

breakthrough -6- (長友佑都賛歌4)

□前回までのあらすじ
いまさらながらカボレというのは凄い選手なのである。

左サイドでボールを受けたカボレが前方で「ため」を創る。対面に構える内田篤人が呼吸を止め、やがてスタジアムを流れる時間が止まる。瞬間、一気に重みを増した空気に圧されたすべての人々の身動きが禁じられる…ただひとりを除いて。重力の井戸の底で己だけが足枷を解かれたかの如く、その男は異次元のスピードではるか後方から一気に駆けあがってきた。瞬きすら許されない僕たちは、口を開けたままその姿を網膜の奥にある視細胞で感受する事しかできない。

長友佑都はどこまでも走る事ができる

初期のテレビゲームを思い浮かべる。ポリゴン処理とは縁のない二次元の世界で描かれたカーレース。上空から見下ろすアングルで操作する妙に角ばったマシンはコントローラーから送られる信号に応じて単調な動作を繰り返す。一切の減速を伴わずに方向を変え、スリップせずにコーナーを曲がりきる。激しい衝突にもダメージを受けず、燃料を補給する事なく走り続ける。それはゲームだから黙認された不自然な世界。その「不自然」が血の通った人間によって具現化された。

長友佑都はいつまでも走る事ができる

僕たちは感謝しなければならないのかもしれない、縦105メートル×横68メートル(※)というフィールドの大きさ、そして前後半あわせて90分というプレータイムの長さを近代サッカーの“枠”として定めた国際サッカー評議会の判断に。もしこの枠が少しでも広く、少しでも長くなれば、長友佑都という稀有な存在の特殊性はさらに衆目を集める事となり、中東の石油王や世界の大富豪たちがこぞって彼を獲得するため山のようなバナナ…否、札束と金塊を準備するであろうから。
(※)FIFAが規定する世界選手権大会におけるフィールドの大きさ

瞬発力と持続力。並び立つ事が許されないふたつの才覚、その驚くべき共存。何故、長友佑都だけ走り続ける事ができるのか。それは彼が選ばれし存在だからである。ひとり銀河系軍団…これはあまり知られていない事だが、彼は幼少時代を木星で過ごしたという説がある(つまり彼は東福岡高校サッカー部に所属した最初の木星体験者という事になる)。地球の約2.37倍とされる重力環境下で彼は地道に鍛練を積んだ。そして我々の常識では理解できない能力を身につけた。

勘の鋭い方なら彼の背番号が木星、すなわち「太陽系5番目の惑星」を意味するという事にお気づきのはずだ。そして巨大で荘厳なイメージのある木星が、実は太陽系の中で最も自転速度が速いというのもまた、この惑星と駿足SBのイメージを結びつける象徴的な事実である。驚異のパフォーマンスを支える奇跡のメカニズム。長友は通常の人間より少しだけ多い4つの肺をもつ。しかしそれだけではなかった。実は彼の体内ではもうひとつの“心臓”が脈動しているというのだ。

「breakthrough -7-」へつづく

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2008年7月13日 (日)

ひとをしあわせにするひと(長友佑都賛歌3)

このエントリーは埼玉スタジアムでの敗戦にうちひしがれた筆者が奈落の底まで沈んだテンションをなかなか引き上げる事ができずウダウダと更新を滞らせていたものです。お手数ですが是非とも一度こちらのエントリーをご覧のうえ、時計の針を2008年6月29日に戻してからご一読下さい。ちなみにこの日の天気は「雨」でした。

傘もささずズブ濡れになったスタッフの方が行列の整理に躍起になっている。30分限定の課外研修。やはり時間がやってくるとバッサリ“切られて”しまうのだろうか…徐々に募る焦燥感。列に並んでから15分以上経ってようやくケータリングカー付近の様子が見えてきた。僕は背伸びをして傘と傘の間に生まれたスペースの奥をのぞきみた。

いた!みえた!やった!

ハッピにねじりハチマキという非常に勝手な事前予想とは違い、ビシッとスーツとネクタイでキメたゴリラ。視界の奥に彼の姿をキャッチした僕は心の中で小踊りした。よかった、雨のなか並んだ甲斐があったというものだ。水滴で濡れた携帯電話の液晶画面をシャツで拭いてキミを…正確にはキミを抱いたママを呼び出す。時間の経過と行列の消化具合を計算しながら待つ事さらに数分、ようやくテントの下にまでたどり着いた。
『長友クン、いたよ!』思いもよらぬ方向から合流してきたママに驚いた。屋根のあるところに避難するなどと言っておきながら、ちゃっかりケータリングカーの前方までズカズカと歩いていき、人垣の中の様子をしっかりと偵察してきたようである。なかなか抜け目がない。

『長友クン以外にもうひとりいたよ』『彼は廣永クンといってだな…』
これが暖かく晴れた午後、のんびりと公園を散歩しているようなシチュエーションででもあれば、ゆっくりと説明したいところだ。頼もしい事に近年優秀なGKの遺伝子が脈々と受け継がれているFC東京ユースチームの状況、そのユースが輩出した逸材のひとりがトップチーム昇格を果たした後に横河武蔵野FCというクラブへ期限付き移籍するに至った経緯、そんな彼もドル紙幣と硬貨を使っての買い物には慣れていないらしく、グアムのホテル内のコンビニでレジを長時間占領してしまい背後に長蛇の列ができていた逸話…まぁそんな事をグダグダと。
残念ながらそのような余裕はなかった。テントに入る、傘をたたむ、カメラを取り出す、「FC東京勝サンド」を手に取る、財布を取り出し忘れる、あわててカバンを開ける、カメラを落としそうになる、あわててカメラを持ちなおす、今度はカバンを落としそうになる。もう、グチャグチャである。代金を支払った記憶もなければ釣銭を受け取った記憶も吹っ飛んでいる。そう、とにかく…

とにかくキミと長友佑都を一枚の写真に収めたかったのだ。

あと4人、あと3人。ひとり勝手に心拍数を高める僕を尻目に、キミは日本代表チームで活躍するスター選手を目の当たりにしても微動だにしない、なかなかの大物ぶりを発揮している。2人前のファンと握手をしている長友の視線が一瞬キミに注がれ、次の瞬間、僕の方向に流れてきた。

ご無沙汰しています。

傘とカメラと勝つサンドで両手は完全に塞がっていたため、心の中で帽子を取って挨拶をした。ひょっとしたら思い出してもらえるかもしれないという期待を込めて、僕はグアムで一緒に写真を撮ってもらったときと同じ“STONE ISLAND”のキャップをかぶっていた。無尽蔵のスタミナを誇る彼らしい動きというべきか、長友の視線がいったんキミに移り、またすぐ僕に戻る。そしてほんの一瞬、彼の口が『あ』のカタチを作ったのを僕は見逃さなかった。

ひょっとして、もしかして。

やがて僕たちの出番がやってきた。ママと長友が同時に言葉を発したため、僕は頭の中で会話の内容を整理するのに多少の時間を要した。ママはきっと『こんにちは』あたりから会話を切り出したのだと思う。そして長友は右手の人差し指をキミに、そして視線を僕に向けながら開口一番…
『グアムで、ね!』

もう、天にも昇る思いなのであった。

『ワハ!生まれた生まれた…可愛い!』
『ワハ!元気に生まれたんでしょう?』

かくしてキミが生まれてくる前ママのお腹に触った唯一の日本代表選手は、キミの手を握ってくれた最初の日本代表選手となった。まるで“親戚のお兄ちゃん”のように自然体で接してくれるのが嬉しい。それにしても5ヶ月も前の事なのにしっかりと憶えてくれていた。よほど彼の記憶力が素晴らしいのか、よほど僕のルックスが特徴的なのか。

カメラを片手に感傷的になっていた僕に対して、女性というのはどこまでも現実的だ。ママはキミを抱いたまま器用に握手をしてもらい、いつのまにやらそそくさと長友の横に並び立つ。そしてドサクサにまぎれてこんな事を言った。
『このコ、誰よりも長友サンに似ていると思うの』
『ケッヒャッヒャッ…イイね!』
なにがどう「イイ」のかは聞かずにおいた。リミットの30分まであと少し。雨の中で待ち続けている他のファンに申し訳ないので時間をかけずに記念撮影。ママとゴリラと、大きなゴリラ。宝物がまた一枚増えた。

『男の子か…絶対サッカーやらせてね!』
ヒマワリ君よ、キミは大変な十字架を背負ってしまったぞ。長友佑都直々にサッカーをするよう勧められたのだ。これは嘘じゃない。勝つサンドを購入してからの約50秒間、彼の台詞も含めてすべて動画で保存してある。MacBookやiPodをはじめ各種メディアに複数コピーを残したからどんなトラブルが起きても証拠映像が消え去る事はない。これも何かの運命だと思ってそう遠くないいつの日か、僕と一緒にボールを蹴ってみよう。ひょっとしたらサッカーが大好きになるかもしれない(そうなったら僕の思うツボだ)。

それ以上にキミに学んでほしい事がある。サッカーの巧拙…ちょっと言葉が難しいな、サッカーがうまいとかヘタだとかいった事よりもはるかに大切な事だ。言葉で表現するのは難しいのだけど、そうだな…それは人間の内面からにじみ出る魅力とでもいうべき数値化できない才能だ。表情、立ち振る舞い、ユーモアセンス、頭の回転の速さ…こういった要素が複合的に絡みあった結果できあがる人間としての資質。
ひとをしあわせにするひと、僕はキミにそんな人間に育ってほしいと願っている。半分は「そう育てる」親の義務、残りはキミ自身が「そう育つ」実力と、周辺環境が生み出す運勢次第だろうか。幸いな事にキミが物心のつく歳になった頃でも、彼は十分“第一線”でプレーしているに違いない。ゴリラみたいな顔した“隣のあんちゃん”がユニフォームに着替えただけでスーパーマンへ変身してしまう(キングコングか?)。男なら誰もが憧れる英雄像。これからも親子共通のヒーローを一緒に追い続けていこう。そしてママと僕がなぜ彼に魅了されるのか、少しずつキミに伝えていく事で大切な何かを感じ取ってもらいたいと思う。

オリンピックイヤーに生まれたキミと、北京で飛翔する長友佑都を目撃したい。

2008年07月13日付
現在の青赤指数=59(→)
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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■■■■■■■■■□60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎カシマで復活を遂げるか長友!

■Back Number
長友佑都賛歌
長友佑都賛歌2

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2008年5月24日 (土)

ヒマワリとゴリラ(長友佑都賛歌2)

少子化問題どこ吹く風かと思うくらい、新生児室にはキミの同級生たちがずらりと並んでいた。静かに眠りつづけるキミを窓越しに食い入るように見つめていた僕の両親、つまりキミが生まれた瞬間はじめてジイとバアになったふたりが真顔で呟いたそうな。
『贔屓目(ひいきめ)抜きで考えてウチのコが一番可愛い』

…大変申し訳ないが、それはありえない。

親としてあるまじき発言かもしれないが、残念ながらこれはママと僕の総意だ。もしこれでキミが傷ついたなら、それは記念すべき人生初の挫折という事になる…人というものは挫折を糧に強くなっていくのだ。たとえPKを外したとしてもすぐに次の試合はやってくる。男だったら常に前を向いて戦い続けてほしい。

目、鼻、口。どのパーツをとっても決め手に欠ける。ママに似ているようであり、僕のようでもあり。乳飲み子が必ずしも両親どちらかに似る必要がないのだとすれば、迷わず「どちらにも似てない」という選択肢にマルをつけるかな。そういえば『歯ぐきがママに似ている』とママの妹さんが言ってたよ…まったく、そんなところを注目するのは歯科医と検屍官くらいだろう。まだキミが世界の様子をよく見えない段階でルックス云々あれやこれや言われてもよくわからないかな。鏡を覗いた事すらないキミのために“先行レポート”しておくと、キミはガッツ石松という人にとてもよく似ている。

…またもや傷つけてしまっただろうか。残酷な事にこれもママと僕の総意なのだ(今さら遅いと思うが僕はキミを愛している)。※先輩ママからのメールによると生まれたての赤ちゃんはたいていガッツ石松か朝青龍に似ているのだとか…一応フォローを入れておくよ

これからキミが背負っていくのはブルー&レッド(これはもはや不可避の運命だと思ってほしい)。でもキミ自身のイメージカラーは「イエロー」と決めていた。そんな僕に早くも迷いが生じている。キミの可愛らしい寝顔(の写真)を見るたびに僕の頭の中でひまわりの黄色とバナナの黄色がシンクロするのだ。バナナ、バナナ、バナナ…ゴリラ。

そう、ゴリラなんだよ…はやい話。

白熱しない“どちらに似ている論争”。倫理に反する発言かもしれないが、正直なところママでも僕でもない第三者の要素が加わっているとしか思えないのだ。…と、ここまで思いを巡らせたところで「とある映像」が脳裏をよぎった。そう、一点だけ思いあたるフシがある。僕以外に産婦人科の先生でもないのにキミに触れた男性がいた。彼は類まれなる素敵な笑顔の持ち主。ママの妊娠期間中最後のチャンスを活かして旅したグアムという島で僕たち“3人”は彼に出会った。そのあまりにも素晴らしい人間性を、いや人間そのものを感受したママと僕が彼の虜になってしまうのに長い時間は要さなかった。その時の情景について僕はこのブログにしっかりと書き残している。

男の子が生まれたら絶対に長友選手みたいに育って欲しい。

そりゃゴリラだ。愚かにも僕はキミが彼のように育ってほしいだなんて願っているではないか。いや、愚かなんかではない。正常な感覚をもった人間が自分以外の素晴らしき人間に出会った際に抱く、いわば憧れにも近い愛敬の念、僕が長友佑都から感じ得た思いはまさにこれだった。

よかった。ゴリラはゴリラでもこのゴリラだったら話は別だ。

スポーツ新聞などを通じてキャッチした情報によると、どうやら彼は今夜豊田スタジアムで行われる試合に出場するみたいだ。その身にまとうはいつもと違う青いユニフォーム(これから徐々に見慣れてゆくのだろうけど)。背番号も少し大きめの27番。

これぞグアム最大の発見。そんな感想を夫婦で交換しつつ「わが家のプライベートヒーロー」の誕生に密かなる優越感を感じていたのもつかの間、長友佑都は瞬く間に日本サッカー界のスターダムへ駆けあがる活躍を見せる事となった。嬉しいような、寂しいような。

そんな彼に個人的な、否、今や家族的なというべきか…深く熱き思いを抱いて声援を送る事は間違いなく素敵な事だと思う。そしてこれは何の因果か、キミが僕を東京に残して日々を過ごしているママの実家は豊田スタジアムからそう離れていないところなのだよ(愛知環状鉄道で一本だ!)。おそらくは青いユニフォームでの(A代表)デビュー戦を飾るであろうゴリラ、否、長友選手に向けて言葉に表せない(だってまだ喋れないもんね)激励のテレパシーを発信してほしい!…僕は寂しく東京でテレビ観戦だよ。

でもな、ヒマワリ君よ。ひとつだけ大切な事を確認しておくぞ。
彼はキミのパパではない。これだけは勘違いしないように。

2008年05月23日付
現在の青赤指数=65(→)
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
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□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎怪我だけはするなよ!ニッポンの長友!

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2008年2月 2日 (土)

長友佑都賛歌

グアム回顧録。
キャンプの後半、選手たちはホテル棟から練習場までをデッキバスで往復していたようだが、僕がグアムに滞在していた時期はそのような文明の利器は普及していなかった(正確には、韓国プロ野球のサムソンライオンズの専用バスと化していた)。厳しいトレーニングを終えた選手の多くは太腿や脹脛(ふくらはぎ)に氷入りの袋を巻きつけたりしながら「炎天下を徒歩で帰宅」。そんな選手たちを呼び止めて話をしたり写真を撮ってもらったりするのだから、こちらが感じている罪悪感以上に選手の方々にとっては迷惑事だったであろう。そんな状況でも丁寧に対応してくれた選手の皆さんには感謝、感謝なのである。
『え?わざわざ(キャンプのために)グアムまで来たんですか?』こちらから声をかけておきながら森村選手からは逆取材を受けた。他の選手やスタッフも往々にしてこのような反応。おかげさまでMXテレビ三田さんのブログにも“出演”させて頂いた(1月27日付「夫婦でいらしていたサポーター」役)。

そんな中、彼だけはひと味違っていた。
『うへぇー、グアムに住んでるんですか?いいですねー!』
声の主は、長友佑都21歳、愛媛県出身、背番号5。

グアム在住。なるほど、そういう発想もあるのか。長友佑都、人とは少し違った感性の持ち主である。真剣な面持ちで訊ねてくる様子からは本気なのか冗談なのか判断できない。ニコニコニコニコニコニコニコニコ。長友佑都、人を一瞬にして幸せにする笑顔の持ち主である。彼に触れた途端にファンは魅了されてしまうだろう。

小平のアイドルというポジションは(まず間違いなく)確定。次は是非とも味スタでの定位置確保を!右でも左でもとにかくレギュラーの座を奪取してチームを活性化させて欲しい。

写真撮影、撮影者は僕の奥様。7ヶ月目に入りすっかり大きくなったそのお腹。「せっかくだから触って頂いて宜しいですか?」の「触っ」と「て」の間くらいで、すかさずピトッとタッチ。長友佑都、類いまれな積極性の持ち主である。
『うへぇー、スッゴイですねー!』
何がどう「スッゴイ」のか聞けなかったけど、楽しいひと時をありがとうございました。貴方みたいに皆に愛される子供が生まれてくれると嬉しいです。

2008年02月02日付
現在の青赤指数=58(→)
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

□動画(ほとんど声は聞こえませんが)
『長友佑都“独占”インタビュー』

午後の練習の時には向こうから手を振ってくれた。もう何だかそんな長友選手にメロメロなのである。男の子が生まれたら絶対に長友選手みたいに育って欲しい。女の子が生まれたら絶対に長友選手・・・みたいな男友達に囲まれて楽しい毎日を過ごした後に石川選手に嫁いで欲しい。わはは、ゴメン!

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