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2009年2月

2009年2月28日 (土)

■サブコレ■2009/JAN-FEB

FC東京■景気動向指数
トップページ「サブタイトル」コレクション

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、2009年からトップページ左上部のタイトル下に、一行モノのサブタイトルを書き添えています。なんとなく不定期に更新しておりますが、そのときどきの時事ネタ要素が盛り込まれているので、どうも捨てるに忍びなく、このように一覧保存している次第でございます。二ヶ月に一度のゴミ屋敷公開風エントリー、少し立ち止まって「あのころの気持ち」をふりかえってみようと思います。

01/01 - 01/05 『笑門城福2009』
とりあえず正月らしくおめでたいサブタイトルを、と。たまたま眺めていたテレビに映った笑門来福が元ネタであるのは一目瞭然。笑う門には福が…城?意味としてはまったく通じなくなるが、見た目勝負で。

01/06 - 01/08 『まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ』
惜しくも高校サッカー選手権・準々決勝で敗れた国学院久我山・田邉草民。視察に訪れた城福監督がその才能を認めながらも課題は山積みである事を示唆。「まだの10乗」という独特の表現が印象的であった。

01/09 - 01/12 『雪が降ると新外国人が?』
思えば「ギリシャでプレーするブラジリアン」エメルソンの加入が発表されたのは、東京にどっさりと雪が積もった日の朝だった。トーチュウを濡らさぬよう大切に懐にしまって雪道を小走りした記憶がある。

01/13 - 01/17 『家内安全!連戦連勝!』
一週遅れの初詣、奥様の実家近くの神社へフレンチブルドック君と出かけたとき、たった「2円」だけ賽銭箱に放り入れてしまった。家族と東京、最も大切なもの2つだけに絞ってお願い事をしたのであった。

01/18 - 01/21 『ESTA手続きをお忘れなく』
自業自得の治安悪化そして制度強化。グアムだってアメリカの一部だという事を思い知らされる。本土同様、2009年から渡航前の手続きが面倒になった。燃料サーチャージも高いし…それでも飛んだのだけど。

01/22 - 01/23 『風邪はグアムで治そうよ』
小平で本人から『たぶんムリっす』と教えてもらっていたのでショックは小さかったが、いざ発表されるとやはり残念な長友佑都の代表招集。風邪で合流が遅れるくらいならいっそグアムへ行ってほしかった。

01/24 - 01/27 『青い空、白い雲、黒いサリ』
ブログのタイトルを『FC東京■グアム景気動向指数』にマイナーチェンジしての短期集中連載。ギャラが出るわけでもないのに必死になって更新し続けた。選手も大変だがサポも大変だ…体力勝負のグアム。

01/28 - 02/04 『マスコットも社長もタヌキ』
ネットから漏れたイラストを見たときは複雑な気分だったが、いざ発表されるとすべての不安が杞憂となる愛らしさ。東京ドロンパのデビューは想像以上に好意的に受け入れられた。この冬最大の補強(?)。

02/05 - 02/09 『公式サイトの動きが遅いオフシーズン』
灼熱のグアムで身体を苛め抜き、身体を絞った選手たちが帰国。同じ時期にマイナーチェンジした公式ホームページだったが、東京ドロンパ並みのメタボ体質なのかその動きが異様に重く、ストレスを感じた。

02/10 - 02/13 『今年も幸先の良い「非公開」惨敗』
今年もキャンプ期間中に、川崎フロンターレを相手に等々力で非公開の練習試合が行われた。守備が崩壊した結果、大量失点で惨敗と結果までまったく昨年と同じ。むしろ縁起よく感じるのは楽観的過ぎるか?

02/14 - 02/16 『チョコいらないからキーパーください』
塩田仁史の虫垂炎による緊急手術そして入院。予期せぬアクシデントにより、2009年シーズンは守護神を欠いたまま開幕を迎える事が確実となった。サポーターの不安を煽るように負の連鎖は続き、権田修一と阿部伸行まで離脱するハメに…。

02/17 - 02/21 『シオが復帰するまで俺も合コン止めるよ!』
ある御方の呼びかけに相乗り。がんばれシオ!28もの激励メッセージをA3用紙にレイアウトした。『俺たちがこんなにシオを愛してるって本人が知ったら絶対不気味に思うだろうけどまあいいやプロジェクト』

02/22 - 02/26 『まあ、プレシーズンですし。』
この一試合のためだけに沖縄へ乗り込んだ東京。青赤に飢えたサポーターたちも大挙海を渡ったが、またも石崎監督の牙城は崩せず。テキスト情報に頼るほかない東京残留組は、消化不良の日曜日を過ごした。

※それでは次回、4月末日の『サブコレ』でお会いしましょう。

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2009年2月26日 (木)

東京で一番の「デブ」

神戸 23.06
磐田 23.02
東京 23.01
鹿島 22.91
名古 22.77
千葉 22.68
清水 22.61
京都 22.57
川崎 22.57
大分 22.53
広島 22.52
新潟 22.52
浦和 22.51
大阪 22.44
山形 22.40
大宮 22.32
横浜 22.20
22.20

最初にことわっておくが、決して暇なわけではない。ふと気になる事があったので、食事を早めに済ませて戻ったオフィスで、せっせと表計算ソフトに仕事をしてもらっただけの話である。きっとこれを読んで下さった方は『コイツどこまでヒマなんだ』と訝(いぶか)しがると思うので、こんな言い訳を書いておきたい…暇ではないのだ(意地)。

書店に並んだサッカー専門週刊誌の最新号は、申しあわせたようにどちらも表紙が緑だった。新シーズン開幕直前、この国のサッカーシーンを牽引するJ1リーグ各クラブ、差別や贔屓なしにクローズアップさせて頂きまっせ!そんな表向きの姿勢をアピールするため、おそらくJ1に関係ないカラーで表紙をデザインせざるを得なかったのだろう。

…シーズンが始まるとすぐくなるくせに…

『マ』のほうに先日発売された「選手名鑑」とリンクさせた記事が掲載されていた。なかでも各クラブ所属選手の平均身長と平均体重がずらり書き並べられていたのが興味深かった。発売中の雑誌記事であるためネタバレになるような転記は避けるが、要は『ひょっとして東京は比較的「デブ」クラブなのではないか?』という不安を感じたわけだ。

平均体重ランキングで限りなくトップに肉薄しているFC東京、これで平均身長も高ければ均整のとれた「肉体派」を名乗れば済む話なのであるが、どうも身長に関しては中位に位置しているのだ。つまりおデブ傾向が強いのではないか、と。そこで昼休みにパカパカとデータを打ち込み、各クラブの肥満度(BMI指数)を比較してみたのである。

※BMI指数
ボディ・マス・インデックスの略。バカ、増嶋、行くんじゃねぇ!の略ではない。肥満度判定法の一つで「体重(kg)÷身長(m)の二乗」で求められる。
【例】米本拓司選手(176cm/63kg)の場合
63÷(1.76×1.76)=20.34

やはり暇に思われても仕方ないか。嫌な予感(?)が的中し、東京は見事ACL出場圏内の3位を獲得した。ちなみに、このBMI指数によると18.50未満が「やせ」、18.50以上25.00未満が「標準」、25.00以上が「少しふくよかだけど笑顔が素敵だよ」と判定される。22~23に分布されるJリーガーたち、イメージよりやや高めの数値に思える。

さはさておき、栄光のナンバーワン「デブ」クラブの称号を手にした神戸については、名鑑をパラパラ眺めるかぎり、どうもGK陣が記録樹立に貢献しているようである。3名のGK(3名しかいない!)が揃いも揃って巨漢、特にユースあがりの紀氏隆秀選手は188cm/90kgという、もはやサッカー選手という枠を超えた立派な体格の持ち主なのだ。

さて、東京。決して“戦犯探し”をするつもりはないが、なんとなく無作為に選手をチョイスして個人データをチェックしてみた。平山相太(190/85)は23.55、赤嶺真吾(180/77)は23.77。身長と体重のバランスで決まる数字なので、BMIの観点ではシンゴのほうがソウタよりもデブという事になる。さて、お待たせしましたのユースケである。

…どこが無作為やねんというツッコミ厳禁…

赤嶺と同じ身長で体重が1キロ重いのだから、当然BMIは高くなる…1キロしか違わないのか。近藤祐介(180/78)は24.07、油断すると「非標準」の域に達してしまいそうな数値である。しかしこれで終わりではないのである。ざっと名鑑に目を通したかぎりでは、ユースケを上回る選手があと2名いた。一人はやっぱり、もう一人はびっくり。

第2位 吉本一謙選手 (185cm/83kg) 24.25

さあ!栄えある東京で一番の「デブ」は…!

5秒前…

4秒前…

3秒前…

2秒前…

ジャジャジャーン!

第1位 中村北斗選手 (167cm/69kg) 24.74

【総括】どんだけすごいフトモモなんだよ!

2008年02月26日付
現在の青赤指数=60(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■■60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎僕も76kgまでダイエットしないと

「フトモモが体重の40%を占めます(推定)」 Photo by Yama-chan
223_great_futomomo

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2009年2月25日 (水)

権田と共に闘おう

季節が逆流しているのではないかと疑ってしまう冷たい雨、朝から嫌なニュースをキャッチした。長友佑都という固有名詞に「半月板」なる文字が並んでいるのを見て、気分がすこぶる悪くなった。情報ソースが東京中日スポーツでない事に一縷の希望を託して、ジムでひとっ走りしたのだが、9時過ぎに更新されたトーチュウ携帯サイトにもこの件についての記事が掲載されており、僕はどんよりしながらシャワーを浴びた。

「機関紙」トーチュウが、開幕戦を絶望視する必要はない程度の軽傷(やけにまどろっこしいな)と報じている事に多少は救われた気がしたが、それにつけても勤続疲労。日本代表との兼務で年中無休で走り続けるゴリラ、蓄積された(間違いなく蓄積されている)ダメージが懸念される。実力ある選手がフル稼働した翌年、不調に陥るケースを何度も見てきた。彼が直面する問題は「2年目のジンクス」では片づけられない。

塩田仁史、長友佑都、そしてカボレ。攻守の要となる選手たちに襲いかかるアクシデント。将棋でいうところの「飛車角金落ち」並みのハンデを、アルビレックス新潟に与えようとしているのか。一筋縄ではいかない事くらいわかってはいたが、ここまでの試練が与えられるとは、開幕に向けファンとしても必要以上に緊張感が高まってくる。災い転じて福となす、これを機に選手層の厚みが増した事をアピールして頂きたい。

権田修一・中村北斗・近藤祐介らの勇猛な鼻息が聞こえてくるようだ。28日にはゼロックス裏スーパーカップとして、非公開の練習試合が開催されるらしい。ここで気になるのが権田である。沖縄で負った心の傷を、静寂に満ちた味スタで癒す事ができるだろうか。残念ながら塩田不在の開幕は避けられない状況。しかし、どんな不安を抱えたデビューになろうと、ファン・サポーターが権田を勇気づけなければならないのだ。

3万人が同時に胸を叩けば、権田の心臓に響くだろうか。

毅然とした表情でこんな文章を書いた僕だったが、これを書いたときは、まだ石川直宏の怪我について知らなかったわけで…。

「チャンスをつかめ!」 Photo by Yama-chan
222_take_a_chance

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グアム旅行記(4)

「グアム旅行記(3)」よりつづく

石川直宏、グアム・レオパレスリゾートに一番乗り。まだバスが到着していないのにナオがそこにいる。他の選手の姿は見えないのにナオだけそこにいる。事情を知らぬ僕たちは予期せぬ事態に浮き足だった。ビデオカメラを何処に設置しようか悩んでいた僕はもちろんの事、一緒にいた巨匠(石川直宏撮影データ容量5年連続日本一)も完全にオンナモードに切り替わっていた。『アッ!』巨匠の悲鳴にも似た叫びの先に、ベルトを緩めズボンをはき直すナオ。別にイイじゃんズボンくらい、そんな指摘が認められないくらいの高露出、それは大胆極まりないセクシー・パフォーマンスだった。

スーツでビシッと決めているが、普段着の笑顔でスタッフと談笑するナオ。彼だけがバスではなくスタッフが運転する乗用車で運ばれてきた理由は、後日ブログで明らかにされたとおり。そんな事を露知らずあたふたする僕を尻目に、ひとり冷静な奥様が、邪魔にならないベビーカーの置場を検討していた。やがて大きなエンジン音と共に銀色ボディのバスが出現。待ち構えていたスタッフが、次々と荷物の搬入を開始する。やがて雑踏の彼方に城福監督の姿が見えた。その背後にニョキッと長身・佐原秀樹、さらには金髪が目を引く中村北斗も本邦初登場(外国だからこの表現はおかしいか)。

事前に予想できていた事だが、いざその状況に身を置くと頭の中がグチャグチャになってしまう。次々と登場する選手たちが眼前を通過してゆき、それをただ呆然と見送るしかできない僕がいた。大勢のファンで出迎えるようなシチュエーションであれば気分的に違っていたはずだが、多勢に無勢、当方たったの3名+チビである。ビデオカメラを右手に握りしめたまま、ぼけっと立ち尽くすのみの僕…鑑賞に値する「画」は何も撮れていなかった。自他共に認める「本番に弱い特徴」が遺憾なく発揮された夕刻のひと時、少し離れたところで自然な笑みを浮かべていられる奥様が羨ましかった。

慌しい時間が過ぎ、あっという間にC棟のロータリーからバスと人影が消えた。階上からスタッフや選手たちの声がかすかに聞こえてくる以外は、完全にいつもの姿。静かな午後を取り戻した敷地内を歩いて、僕たちはホテル棟へ戻った。この時間にすれ違う宿泊客は十中八九、シニア層の日本人だ。ショッピングやゴルフを楽しんだ人々が、そこで数分前に起きた事など知る由もなく、C棟の中へと消えていった。肌を撫でる風が気持ち良かったが、それ以上に日差しの強さが強烈だった。成田の免税店で悩んだ末に、購入を断念した「浄さんとお揃いのスキンケアクリーム」が思い出された。

いよいよキャンプが始まる。選手たちは部屋に入るとすぐに練習の準備を始めていた(はずだ)。僕たちも部屋に戻って待機する。テレビの下に設置された小さな冷蔵庫から取り出したミネラルウォーターを口に含みながら、ブログの更新作業を行う。出国前から企んでいた「特別構成」。123文字のShort Contentsと1枚の写真というフォーマットで、いったいどこまで情報発信できるか。随時チェックして頂いていた方も大変だったと思うが、こちらもそれなりに苦戦した。ホテル棟は全室に有線LAN完備という触れ込みだったが、とにかく動きが重い。これに関しては苛々の連続であった。

※「グアム旅行記(5)」へつづく…早くしないと開幕しちゃう

2008年02月25日付
現在の青赤指数=60(▼)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■■60希望
□□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎下降要因:
・負の連鎖!長友佑都に開幕黄信号(▼1)
・…と思ったら意外や軽傷との報道(△1)
・…と思ったら今度はナオが赤信号(▼1)

「ヒラメ筋効果で一番乗り」 Photo by Yama-chan
221_so_speedy

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2009年2月24日 (火)

春を感じる週末(後篇)

【前回までのあらすじ】
沈丁花がどんな花かという事すら僕は知らない。

GIVE UP!!

40分にも思える長い4分。4枚という購入数がネックとなったか、いつまでたっても指定席を購入する事ができない。やがてハヤクシロ・ビームが首筋を焦がしはじめる。ダメだ、これ以上プレッシャーに耐えられない。ヘタレな僕はあっさりギブアップの意思を表示し、ビジター自由席へ「逃げた」のであった。我ながら弱い、弱すぎるよな。もっとドンと構えて図々しく粘る度胸が欲しい。昨シーズンから少しも成長していない自分が嫌になってきた。春到来、チケット争奪戦再び。プレミアム度の高い日立台とはいえ、水曜日のカップ戦である。今回の一戦は、いわば試合感を取り戻すためのプレシーズンマッチ。真の闘いは、今週末。いきなり千秋楽的さいたまスタジアム、この時期にして「リーグ戦最大の難関」が僕たちを待ち受けているのだ。

恨み言のひとつくらい言いたくなる。よりによって浦和レッズ・ホーム開幕戦の相手に選んで頂けるとは、本当に大迷惑な話である。既にビジター席を除くチケットが発売されているそうだが、きっと飛ぶように売れているに違いない。腐ってもビッグクラブ、その人気はいまだ健在である。そもそもいったいビジター席は何席ほど用意されるのだろうか…ひょっとすると埼スタでレッズに勝つ事よりも、それをライブで見届ける事のほうが難しいのかもしれない。浦和戦にかぎっては何が何でもゴール裏で見届けたいという気持ちが強い。絶対に負けたくない闘いの前に用意されている、絶対に負けられない闘い。今年も奏でられるチケット狂想曲、サポーターだって必死なのである。そしてその必死になっている自分を楽しむ日々が、また始まるのだ。

沖縄から届いた数通のメールを羨ましく思いつつ、僕(たち)は実家へ遊びに行った。そして帰省時の恒例となりつつある「敵地詣で」ジョギングを敢行。今回は柏神社を越えて、日立台へ。それにしても土曜のチケットから日曜のジョギングまで、どこまでもレイソルづいた週末だ。僕は大胆にも「モロ青赤」のトレーニングウェアを着用して、敵の本丸へ正面から乗り込んだのだった…もちろんそこは大人の分別、黄色い人たちに殴られないよう、試合開始直後にスタジアムへ到着すべく時間調整したうえでの殴り込みである。よくよく考えると、中に入らず外からサッカーの試合を見守る(見えないけど)のは初めての経験だった。耳で楽しむマニアックな遊び。やがて聞きなれたチャントをかき消すように地鳴りが生じる…日立台が歓声で揺れた。

どうやら柏が先制したようだ。スタジアムを外周していた僕は、関係者入口の付近からホーム側スタンドの様子をチラリと見る事ができた…そこには文字通りすし詰め状態になっていたファンの姿。第15回を迎えた「ちばぎんカップ」は驚く事にチケットが完売。プレシーズンにこんな熱いダービー企画が用意されている両クラブのファンに嫉妬すら憶えてしまう。高知もいいけど、沖縄もいいけど、やはり東京でプレシーズンマッチが観たい(クラブの収益にもなると思うのだけど)。あえて味の素スタジアムの使用を避けて、西が丘や江戸川を使うのはどうだろう?古き良き時代の「東京ガス」を感じさせる、ローカルで手作り感のあるイベントを春の風物詩として定着させる事はできないだろうか?そんな空想を楽しみながら、僕は再び走り始める。

気持ちが昂ぶったからか、足取りが少し軽くなった。

2008年02月23日付
現在の青赤指数=61(▼)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■■60希望
□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎下降要因:
・プレシーズンといっても負けは負け(▼1)

「3月25日にお邪魔します」
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2009年2月23日 (月)

春を感じる週末(前篇)

両の頬を撫でる生暖かい風、その風に運ばれてくる香り。『ああ…沈丁花の香りだ』敏感に反応した奥様の感慨を、残念ながら僕は共有する事ができない。焼肉やカレーライスの匂いなら、かなり遠方からでも察知する事ができるのに。人それぞれ。花粉の飛散を鼻腔の粘膜で感じながら春の訪れを嘆く人もいれば、宅配された年間チケットを手にとって春の訪れを喜ぶ人もいる。今年は平日配達という事情もあり、残念ながら「金色に輝いて見える茶色い箱」を直接受け取る事はできなかった。配送業者さんからそれとなく近隣事情を聴取するのが密かな楽しみだったりするのだ。ご近所コミュニケーションが薄い都会(練馬だけど)のマンション環境、仮にお隣さんが「同志」だったりしたら、人生の輝きが増す気がするではないか(大袈裟だけど)

季節の風物詩である「年間チケットの受取」を逃した僕だったが、日を置かずしてシーズン開幕の足音を聞く事となった。舞台は駅前のコンビニエンスストア、土曜朝の出来事である。7時に起きて部屋の掃除を済ませ、9時半前に家を飛び出す。こんな規則正しい生活も、FC東京のためと思うと辛くない…眠いけど。ローソンまで小走りで5分、焦る気持ちが僕の背中を押す。前に誰かが並んでいるだけで、とてつもなく大きなビハインドを背負う事になるのだ。しかし数時間も前から店内に居座るのもToo Muchに思える。そんな判断から導かれた「30分前」狙い。ゴール直前の信号待ち、横断歩道の向こうから店内を観察するも、ガラス扉に光が反射してよく見えない。いざ最後の直線、ラストスパートの果てに僕の目に飛び込んできたのは…先客!

高鳴る心臓、拡がる毛穴。やられた、先を越された!やはり恥を忍んで早朝から並んでおけばよかったか。「三國志」に登場する武将であれば、憤怒のあまり近くの大岩で自ら頭を砕いて絶命するようなシーンだ。気を失いそうになった僕だが、やがてその初老の女性は、冗談みたいに大きな財布を鞄にしまって店を出ていった。脳裏をよぎった「?」が「!」へと瞬時にスイッチする。ATM!女性はチケットを買おうとしていたのではなく、預金を引き出していたのである(または交通事故を起こした“息子”がかけてきた電話の指示に従って数百万円の示談金を振り込んでいたのである)。冷静さを取り戻し周囲を観察すると、はたしてATMとFAXの間にデンとそいつが設置されていた。数ヶ月ぶりの再会、えらく姿を変えたロッピーがそこに。

気がつかないはずだ。大胆なイメージチェンジを遂げた新しいロッピーの筐体は赤かった。自己主張の激しい赤でなく、どことなく上品さが漂う赤…神戸地方を想起させるクリムゾン・レッド。そういう意味ではローソンの社長も楽天の社長も「同窓生」だから、この色を選ぶ理由はあるわけだ。こんなどうでもいい事を考えながら、時間が過ぎるのを待つ。店内に客がいなくなったタイミングを見計らって、小走りに清涼飲料水のコーナーへ、そしてすぐさまレジへと飛び込む。強盗まがいのフットワークもすべてポール・ポジションをキープするためだ。ヘルシア緑茶を飲み干したチケット発売5分前、気づけばいつのまにか後ろに4名も並んでいた。『こいつさえいなければ』チッ、チッ、チッ…聞こえないはずの舌打ちが聞こえてくるようだった。

10時00分、戦闘開始。
10時04分、戦闘終了。

カンカンカンカン…打ち鳴らされるゴング、客席からはブーイング。勝つには勝ったが試合内容があまりにショッパイ、プロレスに喩えるとこんな結果だった。新しいロッピーをもってしても、発売開始直後のアクセス集中時は動作が不安定だった。サラリーマンの立場で平日のナイトゲームを観戦するには、なんとしても指定席を抑える必要があった。今年からバックスタンドで「青赤」が着用できない日立台、必然的に選択肢は「ビジター指定席」へと絞られる事になる。ピッ、ピッ、ピッ…快適に画面が展開してゆくも、最後の最後で僕を嘲笑うかのように《お取り扱いできません》のメッセージが映し出される。《最初に戻る》再びピッ、ピッ、ピッ…チッ、チッ、チッ。嗚呼、背中に感じる視線が痛すぎる。ハヤクシロ・オーラが身体を包んだ。

※「春を感じる週末(後篇)」へつづく

「新型なのかな?」
219_loppi

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2009年2月21日 (土)

モザイクの向こう側(後篇)

Match 02 vs ヴァンフォーレ甲府 50分×2本

城南一和戦からガラリとメンバーを入れ替えて望んだヴァンフォーレ甲府戦。いわゆる「Bチーム」であるが、そうそうたる名前が並ぶ。浅利悟・中村北斗・石川直宏・大竹洋平・鈴木達也…現段階では調整の進み具合にも個人差があろうから、断定的に語るのは適切ではないが、それにしても驚くべきハイレヴェルな「ベンチ争い」ではないか。常識的に考えて、仮に明日開幕戦を迎えるとすれば、彼らの中から数名の脱落者が生まれる事になるのだろう。城福エクスプレスは全席自由席、座り心地の良い席をリザーブできている者など、北半球には一人もいないのである。

開始早々に石川がシュート、こぼれ球にボランチの位置に入った金沢浄が反応して右のミドルを放つも相手GKに阻まれる。その後もナオの強烈なシュートがポストに直撃するなど「豪華な控えメンバー」たちは石川・金沢・石川と、北陸の荒海を想起させる波状攻撃で相手GKに襲いかかる。それにしても『相手GK』ときたもんだ。どうしても気になったのであちらさんの、つまり甲府の公式サイトで確認すると、やはりその正体は他ならぬ荻晃太。なんだか味気ないなあ…写真を載せろとまではいわないが、寸評で少しくらいこの件について触れてもいいのではないか?

まるで別れた恋人と久々に遭遇したとき、敬語で話しかけられたかのような物寂しさを感じた僕であった。だいたいどうしてO型の女ってェのはあれほどドライに切り替えられるのだろうかッ?!…ハァ、ハァ(おちつけおちつけ)…コホン。気を取り直して話を進めよう。塩田仁史の離脱を知って、そしてこの日反対側のゴールに立つ若きGKたちを見て、荻は何を感じたのだろう。佐久間GMが並々ならぬ期待を寄せるさすらいの背番号1、どうか新天地で力強くレギュラーの座を奪い取ってほしいと思う。そんな荻の好セーブもあってか、東京は最初の50分を0-1で終える。

相手GKが交代した2本目、荻の居ぬ間を選択した東京が攻勢に転じた。『いいんスか?やっちゃっていいんスか?』とベンチの城福監督…ではなく、すぐ近くでプレーしていたベテランボランチに指示を仰いだ米本拓司。尊敬する浅利悟のゴーサインに、もはや遠慮は無用とばかりにアクセルを踏んだ。自ら奪ったボールをそのまま流し込み、見事プロ入り初ゴール。なんだか頼もしいではないか。『はへ…新人でも決めちゃっていいのかあ』米本に刺激を受けたか、さらに追加点を記録したのが「同級生」の田邉草民だというから、なんだかもう凄く頼もしいではないか。

膝の負傷が懸念された権田修一が戻ってきた。同じく赤嶺真吾も故郷凱旋マッチに間にあうようだ。ついでに三田涼子さんもレギュラーポジションを奪還した。いよいよ離陸準備を始めた2009年のFC東京、現時点で「不測の事態」は塩田仁史の入院とカボレの帰国のみ。もちろん「のみ」で片づけられる問題ではないが、攻守の要を共に欠くという状況にも関わらず、言い知れぬ期待感が高まってくるのは何故だろうか。それは限られた情報からでも、選手層の充実とチーム力の向上を感じる事ができているからだ。目を細めて、モザイクの向こうに思いみるバラ色の未来。

その未来の輪郭が沖縄で部分公開される。
現地に飛べない僕の目には依然モザイク。
あと少し夢の中でボールを蹴るしかない。

2008年02月21日付
現在の青赤指数=62(△)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎上昇要因:
・メンバーを選ぶ監督が一番ツラい?(△1)

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2009年2月20日 (金)

モザイクの向こう側(前篇)

城福東京怒濤の開幕連勝!得失点差で首位をキープ!平山「新・開幕男」襲名!(以下省略)…まで、あと一ヶ月を切った。宮崎県は都城でのキャンプも終盤、チームは予定された練習試合を消化しながら、2年目を迎えたMoving Footballの完成度向上を図っている。この時期、ファンにとって貴重な情報源となるのが、クラブの公式サイトだ。練習試合の結果を伝えるテキストと画像が随時掲載されるのが嬉しい。得点者のコメント・生い立ち・妻との馴れそめといった「詳細」は速報対象とはならないが、さすがにそこまで求めるのはファンとしても贅沢に過ぎるだろう。

スコアと出場メンバー、これで十分なのである。むしろ提供される情報が少ないほうが、想像がかきたてられて楽しい事もある。どうせ金曜の夜(目黒邑プレゼンツ「FC東京ホットライン」)まで映像はお預けなのだから、都合の良いイメージだけ膨らませてヘラヘラしておけば幸せなのだ。なんでもかんでも見たがるのは青い証拠、見えないなら見えないなりに自己処理するのが大人の所作。そんなわけで今日は午前午後のダブルヘッダー、城南一和とヴァンフォーレ甲府との練習試合だ。公式サイトの寸評から読みとれる事、読みとらなくていい事まで書いてみようか。

Match 01 vs 城南一和 50分×2本

必要以上の緊張感を伴う「K」との遭遇。練習試合であろうとハードに仕掛けてくる韓国勢、これまで負の事例を散々みせられてきただけに『やめておけばいいのに』と感じたファンも多かったのではなかろうか。記憶に新しいグアムの事件、決して他人事ではないのだ。ブルーノクアドロスを襲った悲しみの2008年、思えば失意の連鎖はあの脱臼に端を発していた。そんな経緯もあり、特別な思いでこの試合に臨んだブルーノは、開始前から完全な「武闘派」モードに切り替わっていた。猛禽類のように鋭い視線を送り、セレッソ仕込の関西弁でヤ○ザな専門用語を並べる。

『ワレいちびっとったらホンマいてまうぞコラ!』敵を睨みつけ、鋭い牙を剥く。突然発された怒声が地を揺るがす。あの端正なマスクでこんな言葉を浴びせられたら、誰だって驚く。事実、ちょっとした殺意すら漂わせるブルーノの姿を目にした東京イレブン(マイナス1)に、瞬時にして緊張が走ったという。そこにいたのは2005年の彼だった。累積警告で出場できなかった最終節、スタンドから見届けた惨劇。夢は一瞬にして砕け散り、季節外れの桜花が散った。わずか数秒の間に世界が転覆する事を知ったあの日のブルーノには、怒りの矛先を向ける場所がなかった。

韓国人相手に標準語も関西弁もあったものではないが、ブルーノが発した敵対的TOB(トコトンオマエボコボコニシタル)の空気を察知した城南サイドもヒートアップ。降りしきる雨のなか、予想通り試合内容も荒れ模様となった。試合開始早々に今野泰幸が先制点を奪う。公式サイトの寸評からもその奮闘ぶりが伺える。積極的に前線へ侵出する今野、とにかくゴール前で数多くプレーに絡んでいるようだ。一方が上がれば他方が下がる、両ボランチが釣瓶のバランスをキープして試合を操作するのが定石だが、今回にかぎっては両者の思惑もあり、そうはならなかった。

背番号4の思惑…今日ばかりは試合でなく喧嘩。オフ・ザ・ボールのエリアこそが復讐の場だ。東京が攻め込む場面は人々の目がそちらへ集中する。その隙に中盤を制圧し、敵を殲滅してやるのだ。ガツン!バコン!レフェリーの死角を突いた凶器攻撃が火を噴いた。肘・膝・頭といった身体部分に留まらず、携帯電話・パイプ椅子、挙句の果ては「バールのようなもの」まで使って城南の選手を血祭りに。『反則ハ3秒マデネ』悪霊が憑依したかのようなトランス・ブルーノ。異変に気づき制止に入った梶山陽平だったが、哀れ凄まじい威力の頭突きを喰らうハメとなった。

【交代】梶山陽平→大竹洋平 ※1本目 35分

背番号6の思惑…1メートルでも前へ上がりたい。ブルーノの近くにいるのはあまりにも危険だ。あの怒声、あの視線。過去に一度だけ体感した「怒れるクアドロス」。後頭部に焼けるような痛みを感じたあの日、憤怒の表情を浮かべたブルーノは、両眼から発するレーザーで自分の身体を焼こうとしていた。天使の如く優しい男に潜む、悪魔の顔。『切レタラ何スルカ判ラナイ』かつてそう打ち明けてくれた男が、韓国勢へのリベンジを果たすため大暴走している。別人格に支配された今のブルーノが、何かのはずみで2005年を思い出したらどうなるのか…嗚呼、恐ろしい。

「長居は禁物」と言ったか言わぬか、棲み慣れたボランチのプレー領域を飛び出した今野は、何かに追われるかのように敵陣へ攻め込み続けた。とにかくブルーノから離れたい、その一心でピッチを駆け続けた。広い世界できっと彼だけが感じる恐怖、今野の苦しみは2本目の21分まで続いた。その後の今野、つまりブルーノがベンチに退いた事で自縄自縛の罠から解き放たれた今野は、城福監督に『今までの中で1番フィットしている』と言わしめる動きを披露、44分にこの日2点目となるゴールを奪う。ふとベンチに目をやると、笑顔で拍手を送るブルーノの姿があった。

2008年02月20日付
現在の青赤指数=61(▼)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■■60希望
□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎下降要因:
・カボレ再び機上の人に(▼1)

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2009年2月19日 (木)

モザイクの向こう側(序篇)

城福東京怒濤の開幕連勝!得失点差で首位をキープ!平山「新・開幕男」襲名!(以下省略)…まで、あと一ヶ月を切った。宮崎県は都城でのキャンプも終盤、チームは予定された練習試合を消化しながら、2年目を迎えたMoving Footballの完成度向上を図っている。この時期、ファンにとって貴重な情報源となるのが、クラブの公式サイトだ。練習試合の結果を伝えるテキストと画像が随時掲載されるのが嬉しい。得点者のコメント・生い立ち・妻との馴れそめといった「詳細」は速報対象とはならないが、さすがにそこまで求めるのはファンとしても贅沢に過ぎるだろう。

スコアと出場メンバー、これで十分なのである。むしろ提供される情報が少ないほうが、想像がかきたてられて楽しい事もある。どうせ金曜の夜(目黒邑プレゼンツ「FC東京ホットライン」)まで映像はお預けなのだから、都合の良いイメージだけ膨らませてヘラヘラしておけば幸せなのだ。なんでもかんでも見たがるのは青い証拠、見えないなら見えないなりに自己処理するのが大人の所作。そんなわけで今日は午前午後のダブルヘッダー、城南一和とヴァンフォーレ甲府との練習試合だ。公式サイトの寸評から読みとれる事、読みとらなくていい事まで書いてみようか。

やっぱり眠いなぁ、今日はやめとこう。
疲れたから寝よう、続きは明日書こう。
グアム旅行も途中、これは週末だなぁ。

嗚呼、先送り人生。

「受渡完了報告」
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2009年2月17日 (火)

■鋭意こっそり制作中■

頂いたテキストをCopy&Pasteするだけなんて味気ない事は致しません。PowerPoint的センスを総動員させ「こんなの」作らせて頂いてます。

イメージは某誌連載『サッカーの素』のカラー版(わかりますか?)。こんな感じで完成させたシートを額縁に入れたらそれなりのアレです。

仕上げとして有名書道家・武田双雲氏直筆「不死鳥兄貴」をビシッと。えーっ…武田氏の親戚または友人の方からの連絡お待ちしております。

なんの事やらさっぱりという御方は昨日のエントリーをご参照下さい。もうしばらく皆様からの熱く温かいメッセージを募集中でございます。

※受付終了させて頂きました

NFBD

「こんなかんじ」
217_draft

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2009年2月16日 (月)

机上でムービング(4)

守備の要であるCBには不安がつきまとう。ここ数年悩みとなっている層の薄さが原因の慢性的な炎症である。去年は佐原秀樹に救われた。彼がいなければどうなったか、想像しただけで皮膚が痒くなってくる。復活を遂げた茂庭照幸だが万全とはいえず、高頻度で痙攣するその両足に、ファンの顔もひきつりがちだ。

今シーズンを背水の一年と位置づけ決意を新たにする吉本一謙も、髪の毛以上の伸びをみせなければ状況は厳しいだろう。待望の本職CBとして迎えられた平松大志も、キャラは立っているがプレーについては未知数。確実に言えるのは、その彫刻の如く美しい腹筋は、見る者を必ずや魅了するだろうという事くらい。

今や欠く事のできない軸となった佐原だが、別メニューでの調整からシーズンイン。もっとも別メニューといっても内容はなかなかハードなもので、走り込みの量などで他の選手に遅れをとっているとは思わない。しかし、いつ暴発するやもしれぬ痛みのリスクを伴っての合流である事に違いはなく、不安は尽きない。

あえてネガティブに書いてしまうと、つまり僕たちを悩ますこの問題は『全然解決してないジャーン』なのである。先にも書いたが、ボランチのポジションが例年にも増して超過密競争地帯になっているため、そこから「兼務」可能な人材(「04」と「06」)の出向人事をどうしても思い描いてしまう僕がいるわけだ。

怒ってほしいのよ…俺がいるじゃねぇかと。選手層に不安ありと評価されるのは、それだけチャンスが隠れているという事。小山泰志、昨シーズンようやく出番が巡ってきた途端、怪我に見舞われてしまった不運。椋原健太、猟奇的な彼氏はポルトガルへ去ってしまったが、チーム随一の心肺機能はグアムで証明済み。

そしてチェ・ホンマンにガチンコで勝てる唯一の青赤戦士・高橋秀人(※)。長身長髪・筋骨隆々のJFA特別指定選手。CBの王道をゆくそのシルエットからは「雰囲気」が感じられたが…都城には同行していないの?いずれにせよ揃いも揃って可能性の宝庫だ。是非とも勢力分布図を根本から塗りかえて頂きたい。
(※)本人の了解を得ず勝手に命名

ここで忘れてはいけない偉人がひとり。若武者の前に立ちはだかるは、なおもって盛んな薩摩富士。鹿児島が生んだリトル・ジャイアントは、現在公開中のブラッド・ピット主演『ベンジャミン・バトン-数奇な人生』のモデルであると噂されている。歳を重ねるごとに若返ってゆく藤山竜仁は、進化論の常識を覆す。

万事が順調だと逆に怖いから、CBの人選で多少ドキドキするくらいじゃないとね。そんなオチで片づけようとしていた本シリーズだったが、それどころではない緊急事態がGK軍団に発生してしまう。絶対的守護神・塩田仁史の壊死性虫垂炎による入院、そして緊急手術。病名を見た瞬間、目の前が真っ暗になった。

縁起でもない、病名に「壊」だの「死」だのといった不吉な漢字を使うなよ。術後の経過良好と知って安心した僕は、少し横道にそれた怒りでいっぱいだった。開幕絶望とはあまりに厳しい現実だが、権田修一という未知なる才能が遂に白日の下にさらされるのかと、無理してポジティブに考えようとしたものだった。

そんな矢先に権田のみならず阿部伸行まで戦線離脱というホラー映画。権田の膝の負傷度合が気になるところだが、アベノブも都城へは合流しているとの事で…まぁ、僕たちにできるのは涙ぐみながらも笑顔で『開幕前でよかったね』とカラ元気をアピールするくらいか。それにつけても廣永遼太郎、まさに千載一遇。

グアムで僕たちに『ヤバイっす…ヤバイっす』を連呼していた廣永(エピソード詳細はまた追って)。まさかこの時期にここまで「ヤバイ」状況に身をおくとは想像だにしなかっただろう。さぁ、頑張れ!現時点では押しも押されぬ第1GKだぞ、ヒロ。『ヤバイっす』は封印して、とにかく怪我だけには気をつけて。

書いては消し、書いては消し。今シーズンほどこの作業が難解かつ楽しい事はないと感じている…メンバーはおろかシステムまで未知数なのだから。離脱者もいるのに不謹慎だという批判はさておき「開幕戦先発メンバー当てコンテスト」などという予想遊戯を開催したとしたら、正答率は如何ほどになるのだろうか。

09 24 22 10 04 28 05 02 03 14 20
(13) (32) (19) (40) (06) (25) (31)

※「机上でムービング」おわり

2008年02月16日付
現在の青赤指数=62(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
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40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎久々にトーチュウを買いました

塩田選手にメッセージを送ろう

ただでさえ長ったらしい文章の、こんな下の部分まで目を通して頂き本当にありがとうございます。この箇所をお読み頂いているのも何かの縁です、唐突ですが塩田仁史選手にメッセージを送ってみませんか?ご存知のとおり、われらが守護神は予期せぬアクシデントに見舞われ現在入院中です。いつも僕たちの一番近くで、胸のエンブレムを叩いては勇気とパワーを与えてくれたシオ、こんなときこそファン・サポーターで「恩返し」しようではありませんか!

とはいうものの、いざファンレターを書くとなると気恥ずかしい、そもそもどこに送ればいいのかわからないといった御方が多いのではないかと思います(僕だってその一人です)。それでもネットで気軽にメッセージを送れるのなら、シオに伝えたい言葉はいくらでもあるんだよなぁ…そんな貴方に「お誘い」です。たった一言でも構いません、皆で一緒にシオへ激励のメッセージを届けましょう!とあるルートで塩田選手本人へお届けする事をお約束します

勝手ながらメッセージの文字数については「3文字以上3万文字以内」と制限を設けさせて頂きます。一言でも二言でもこのブログのコメント欄に貴方の思いを書き込んで頂ければそれで「投函」完了です。失意の守護神に元気を与える言葉、読んで思わず泣かせてしまう言葉を密かに募集させて頂きます。ただし病状が病状だけに「失意の守護神が腹を抱えて笑ってしまう面白メッセージ」はご遠慮願います。傷口が開いてしまったら元も子もありませんから。

いざメッセージを求められてもなかなか書きにくいものです。そこで次のような定型フォームもご用意させて頂きました。愛するサッカーから距離を置かねばならないシオに対して、苦しいのはシオだけじゃないんだぜ!俺/私だって我慢するからシオもがんばれ!という思いを伝える、強引なまでの「一体感創出メッセージ」になります。是非こちらに皆様の個人的事情を反映させた決意のワードを打ち込んで下さい(ただし書いたからには実践して下さい)。

定型フォーム
がんばれシオ!
シオが復帰するまで俺/私も
○○○○を止めるよ!
※以下自由作文

コメント欄への記入ですから、もちろん匿名投稿が前提です。『尋常でなくメッセージが長い』『尋常でなくメッセージが熱い』『メッセージを見られたくない』などの理由でコメントしづらい方は、当方宛「電子メール」でメッセージをお寄せ頂いても構いません。トップページ左上の《メール送信》をクリックして下さい。それではどうぞよろしくお願いいたします。皆様の温かい心と熱い言葉に期待しています…特にコメント常連組さん、檄文頼みますよ!

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2009年2月15日 (日)

机上でムービング(3)

今年の空想フォーメーション遊戯で、もっとも消しゴムの消費に貢献するのは「14」である。中村北斗こそ2009年シーズンの東京を内部から揺り動かす刺激となるべき選手。北斗といえばインターネットの片隅に次のような一文が書き残されていた。知ってか知らずでかカツカレーを喩えに用いた興味深い記事である。

『アビスパを去り、FC東京に完全移籍してしまった。悲しくてご飯がのどを通らない。FC東京側としては、「カレーに福神漬け乗っけた!」くらいの気分かもしれないが、アビスパ側からすれば、「カツカレーからカツ全部取られた!」くらいの気持ちなのだ!(以下都合悪いので省略)』けだし名文ではないか。

某関係者曰く『どこか(のポジション)で(レギュラーを)奪ってもらわないと困る』。チームを活性させる触媒となる事を期待されるマルチロールプレイヤー。その類稀なるフトモモの躍動に一番刺激を受けているのは徳永悠平ではなかろうか。よりによって高校の後輩、そしてポジションも丸かぶりときたものだ。

無事是国見、頑強な身体で怪我と無縁の徳永。原監督はCBとしての起用も検討した(実際に公式戦でもプレーした)。城福監督の下ではボランチのテストもされている。監督が替わっても常にレギュラーの座を守ってきた。しかし、Aクラスには違いないがSクラスにはなりきれない「万年あと一歩」の印象も強い。

AクラスとSクラスの間にある大きな溝、それはその域にまで達する事ができた逸材と、メルセデス・ベンツのオーナーくらいにしかわからない。代表合宿にも招集され『岡田ジャパンの秘密兵器』と報じられた事は記憶に新しい。しかし依然として秘密兵器としてのポジションをガッチリキープしているのが実情だ。

名門・国見出身の三兄弟。栄光と挫折をともに経験しながら、三者三様のキャリアを積んできた。そのなかでも具体的な「地獄」を体験してきた男の加入が、高沸点物質・トクナガに化学反応を引き起こす事を期待したい。自分が福神漬けになるかもしれないと感じたとき、徳永はラッキョウのように脱皮するはずだ。

依然として漬物どまりやないかい!というツッコミを無視して先を急ぐ。徳永といい平山といい、語りはじめるとエンドレスというのがクニミブラザーズの共通項だ。ほっとけと言われてもほっとけないのである。相変わらず年に数度の「記念運転」止まりとなっている徳永機関車、今年こそは定期運転の開始を望む。

従来の運動量に加え、今年はより前線での攻撃参加が求められる(とされている)SBのポジション、定数2に対して1枠は長友佑都のものである。僕が好きだからである、単純にそれだけである、それがどうしたである。残る1枠を上述の2人と藤山竜仁・金沢浄・小山泰志・椋原健太あたりが競いあうのだろうか。

小山・椋原の両名にはCBのポジション獲得を狙ってほしいという勝手な考えについては、次回エントリー(副題:頭痛の種ふたつ)で書かせて頂く。触れておかねばならないのは、藤山と金沢の両ベテラン。有事の際、必ずチームを救ってくれるであろう鎮静剤は、今年もいぶし銀の輝きを放ってくれるはずである。

※「机上でムービング(4)」へつづく

2008年02月15日付
現在の青赤指数=62(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎「カレーに漬物」は否定派であります

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2009年2月14日 (土)

机上でムービング(2)

「机上でムービング(1)」よりつづく

中盤のボックス後方を固める2人=ボランチは、現在このチームにおける最激戦区のポジションではないだろうか。背番号順にブルーノクアドロス・今野泰幸・浅利悟・中村北斗・徳永悠平・米本拓司・下田光平と候補者は枚挙に暇がないのだ。梶山や羽生だって対象になると考えると、もう頭がパンクしそうになる。

城福監督が語る2バック構想、つまり両SBが極めて高い位置でプレーする事でより攻撃的なサッカーが実現したとき、ボランチの一人が最終ラインへ下がって守備を固める動きが求められるらしい。CBの適性もあるブルーノと今野、そして大抜擢の予感漂う米本あたりが、中盤の底に堂々君臨する姿が思い浮かぶ。

僕がグアムに滞在していた期間は試合形式の練習がなかったため、ヨネのプレーは見る事ができなかった。しかし、周囲から聞こえてきた声や、小平で彼のプレーを見たファンの評判を鑑みるにつけ、どうも彼に追い風が吹いているように思えてならないのである。吉本一謙以来となるサプライズ起用はあるだろうか?

代表との「不完全燃焼」兼務が続く今野だって、うかうかしていられない。スペシャル・ワンとしての神通力が失われつつあるなか、気がつけばすぐ後ろから若手精鋭たちが忍び寄っているのだ。自らを目標に掲げるコンちゃんさんと、坊主頭が初々しいサリちゃんさんが、新婚さんいらっしゃ〜いと待ち構えている。

「奪う男」のポジションが奪われるくらいのインパクトがないと、見ているほうとしてはおもしろくない。まさかそんな、が実現したとき、チームはひとつ先のステップへ進んでいるのかもしれない。CBの選手層には依然として不安が残っているため、ブルーノとコンちゃんあたりは、こちらへまわる可能性もある。

ポジションがひとつ上がるかもしれない10と22、下がるかもしれない04と06。書いては消し、書いては消し。妄想手帳はいよいよ消しゴムのカスでいっぱいになってくる。いったん頭を整理するためカスをかき集めたら、その下からシャイーンと光り輝く「07」が現れたりして…いや、冗談抜きで可能性は高いと思う。

戦中から平成の世まで世代を超えて受け継がれる、まるで非常食のカンパンのような「07」。激化の一途をたどるボランチ争い、今年も最後は“困ったときの浅利頼み”に落ち着くという結末は容易に想像がつく。空いた外国人枠を埋めんとばかりに、真っ黒な身体に貫禄の汗がきらめく。偉大なる浅利悟の壁は高い。

※「机上でムービング(3)」へつづく

2008年02月15日付
現在の青赤指数=62(▼)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
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40不安
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50平常
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■■□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎下降要因:
・GKリタイヤ連鎖の恐怖(▼1)

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13日の金曜日、驚いた事。

13日の金曜日、驚いた事。
会社の後輩が目をレッズにして泣いていた事。どうやら花粉の飛散が始まったらしい。その筋の方々には恐怖の季節が幕を開けた事になる。気の毒に思うと同時に、今年もまた自分がこの厄介なアレルギー症と無縁でいられそうな事に少し安心したりもした。

13日の金曜日、驚いた事。
田邉草民がリニューアル。公式サイトの選手紹介写真の話である。最初に掲載されたそれは、髪がペタリとしてピンボケ気味だったのだ。どこかフワフワ、ポヤポヤしたソウタンの魅力がまったく伝わらない一枚だったので、密かに心を痛めていたのである。

13日の金曜日、驚いた事。
リーグ第2節浦和戦の応援ツアーが告知されたいた。京王観光が主催する調布・府中からのバスツアー。ビックリさせられたのは、このツアーの受付が今日からという事。観戦チケットの争奪戦が囁かれるさなか、これこそまさにとらぬタヌキのなんとやら。

13日の金曜日、一番驚いた事。
『権田修一負傷』の一報。阿部伸行のコンディションも万全でないと漏れ聞こえる状況、まさかの浜野教室学級崩壊である。「モー、チョー大変!」などと笑っていられなくなった(笑うな)。さあどうする、廣永遼太郎?それ以前にどうなるんだ、紅白戦?

帰宅途中に日付が変わる。

14日の土曜日、驚いた事。
丸の内線地獄。とにかく酷い混みようだった。荻窪行き最終列車は新宿で乗車率250%(推定)に達した後、那由多の不快感を乗せて西へ。苛立ちが頂点に達した後、中野坂上で一気に吐き出される乗客。転んで倒れる女性、殴りあいを始める男性。嫌だ嫌だ。

14日の土曜日、帰宅してさっそく驚いた事。
録画していた「FC東京ホットライン」をチェック…いきなり衝撃の展開。ここにきて離脱者続出の東京、ついにその波は女子アナにまで。三田涼子さんが風邪のため戦線離脱。おい伝染したのは誰だ?ナオか、ソウタンか、それともまさか…おい、ソウタ?!

人生は驚きに満ちている。

2008年02月14日付
現在の青赤指数=63(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■■□□□□□□□70幸福
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□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎守護神の守護神が必要みたいだ

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2009年2月13日 (金)

机上でムービング(1)

きじょう-の-くうろん 【机上の空論】
頭の中だけで考え出した、実際には役に立たない理論や考え。(大辞泉)

仕事が煮詰まってくると、書類の片隅に数字を書き並べる「内職」を楽しむ癖がある。数字が選手の背番号を示すのは言わずもがな、つまり(たいしてハードワークしているわけでもないのに)疲れた脳に休憩を与えるために、頭の中であれやこれやと空想フォーメーションを組んでリラックスするという遊びである。

09と24を先頭に並べ、その脇にカッコつきで(13)(32)を並べる。やはり24ではなく13でいこうか、なんて気の向くままに交代できるよう、鉛筆書きするのがミソである。専門誌などの情報によると、どうやら今シーズンは『Jリーグに順応した』カボレを中央に据えた4-4-2のシステムが基本型となるそうな。

2トップの一角を占めるのは当然「カボレ様」だ。まずはこの得点王(候補)のパートナー選びが妄想のネタとなる。実績で赤嶺真吾がファーストチョイスとなってしかるべきと思うが、今シーズンの平山相太は侮れない。毎年こんな事を言ってる気がするが、特に今年は違う。とにかくソウタの顔が小さいのである。

そんなに小さくなったら、当たるヘディングも当たらなくなるよと心配になるくらい平山相太、グッドシェイプをキープしているのである。ひと味違う13番、よせばいいのに風邪までひいて違いをアピール。これに近藤祐介を加えた4人でポジション争いといきたいところだが、実はもう一枚カードを増やしたいのだ。

所詮は素人発想、しかし2枠を4人で争うのは他のポジションと比較してやや甘いのではないか。だから昨シーズン終盤、カボレとの相性の良さを感じさせてくれた彼をFWの定位置争いに放り込んでみたいのだ。中盤(MF)の形と求められる役割が変わってくるようだから、これも決して暴論でないと思うのだが。

その中盤、定数は「4」なるも、上述の専門誌情報によれば、前の2人を内側に絞ったボックス型に近い形をイメージしているとか。これを鵜呑みにすると、ピッチの端に大きく張りだして直線的にギャンギャン走る「左右の槍」の役割とは違う要素が期待される事になろうか。槍の役割は両SBに一任されるそうだ。

ポゼッションの核となり、トップ下としての仕事をこなしながら、二列目からの飛び出しも狙う。身体だけでなく頭脳も疲れそうな担当業務。梶山陽平・大竹洋平・羽生直剛・鈴木達也で競争する事になるのだろうか。ここに田邉草民が割って入るようだと嬉しい…を通り越してなんだかワケがわからなくなりそうだ。

個人的に期待したいのはWY。ワールドユースではなくダブルヨーヘイ。ユース育ちの若き司令塔が並び立つ姿はカネを払ってでも見たい(チケット代に上乗せしても構わないという意味で)。30→19というメッシ街道を歩み始めた大竹には、2年目のシーズンであっさりレギュラーの座を鷲づかみにして欲しいのだ。

誰の目にも明らかな成長ぶり。その肉体はこの一年でずいぶん大きくなった。フィジカルトレーニングの成果が強靭さを増したボディに表れている。文字通り「竹」の如き成長(背は伸びていないようだけど)を遂げるマジカル・バンブーよ、遠慮は要らないぞ(遠慮しなさそうだけど)。先輩どもを蹴散らしてやれ!

「机上でムービング(2)」へつづく

日常ぶちまけている「居酒屋トーク」をそのまま書けばいいのだから、これは楽しい。記憶が薄れつつあるグアム旅行を書くよりはるかにラクである。このまま徐々にポジションを下げていき、守備的MFからDF・GKの定位置争いまで展望(願望)を書かせて頂きたい。あくまでも個人の好みだから異論反論御免。

2008年02月13日付
現在の青赤指数=63(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
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□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎サハラハラドキドキのキャンプ合流

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2009年2月12日 (木)

グアム旅行記(3)

正しい道を再確認して気温30度超のジョギングを再開。ようやく第3サッカー場へ到着したころ、ウエストポーチに挿したペットボトルがすっかり温まっていた。ガブリと水…否、ぬるま湯を飲んだ僕は、周囲に人影が見えない事を確認したうえでピッチへ侵入する。こう書くとなんだか悪い事をしているようだが、侵入といっても金網や鉄柵が設けられているわけでなく、誰だって入れるようになっている。天然芝の心地良い感触を足裏で感じながら、センターサークルまで歩を進める。白線で描かれた円の中心で大の字になった僕は、空を見上げた。雲ひとつない青い空、完璧なまでの快晴。

iPodを止め、帽子を脱いでサングラスも外す。誰も見ていないからと、ちょっとばかり恥ずかしい儀式を思いついたのだ。靴まで脱いでしまった僕は、そのまま地面にひざまずき、センターサークル中央部に頭を押しつけるような体勢をとる。まるでアラーの神様に祈りを捧げるかのような仕草。そして静かに目を閉じて、充実したキャンプの実現と城福東京2009年の躍進を祈らせて頂いたのである。首筋がじりじり焼けるのを感じながら、監督や選手一人ひとりの姿を思い浮かべ、ゆっくりと時間をかけて、気持ちを込めて…FC東京がこのピッチを使用しないというオチなど知らぬがままに。

その後レオパレスのスタッフから事情聴取した結果、第2サッカー場を使用していた甲府が、この日の午後練習から第3へ移動する事がわかった。そして「玉突き人事」の結果、FC東京が昨年に続き「一等地」第2を使用できる事も教えてもらえた。汗だくになってひざまずきまでしたのに…ヴァンフォーレ甲府が2009年シーズンに見事J1復帰を決めたら、きっと僕の祈りが効いたからだと思う事にしたい。いずれにせよ練習場が徒歩圏内である事は非常にありがたい。諜報活動が実を結びそうな事に満足しながら部屋に帰った僕はシャワーを浴びる。選手たちの到着まであと2時間と少し。

もうひとつの重要な諜報活動は、選手たちの宿泊場所を知る事だった。ストーカー行為はとうの昔に卒業しているので(おいおい)決して選手たちの部屋に忍び込むのが目的ではない。せっかく先にレオパレス入りしているのだから、選手たちが到着するバスをこっそり出迎えたいと思ったからである。しかしそこは個人情報保護の観点からも(?)そうそう簡単に教えられるものではない。そこを『どうせキャンプが始まったらわかる事なのだから』とゴリ押しした結果、宿泊場所も昨年と同じコンドミニアムのC棟と判明したのであった…こう書いてしまうと単なるストーカーだな、やはり。

到着予定は16時。C棟の前にはすでに数名のスタッフが待機していた。明らかにレオパレスのスタッフとわかる男性数名と、レオパレスっぽくない男性…東京のスタッフとおぼしき日本人。どうやら大量に運び込まれる荷物の搬入を手伝うためにスタンバイしているようだ。やがてスタッフが携帯電話でやり取りする頻度が増えてきて、いやがおうにも緊張感が高まってくる。まもなく城福監督や選手たちを乗せたバスがここへ到着するのだ…ってなんでやねーん!と、思わずルネッサンスにツッコミたくなる不思議な事件が起きていたのである。何故?どう考えても、貴方がそこにいるのは変。

石川直宏が、ぽつねんと。

2008年02月12日付
現在の青赤指数=63(→)
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
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□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎川崎に敗れるは明るい予兆

「スピードスターは到着も早い」 Photo by Yama-chan
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2009年2月11日 (水)

グアム旅行記(2)

深夜28時のチェックイン。今年はコンドミニアムではなくホテル棟へ宿泊する。昨年のキャンプでは選手・コーチ陣がコンドミニアムに詰め込まれる一方、遅れて到着した椿原社長だけがホテル棟へ泊まっていたものだった。そんな事もあり今年はちょっとした社長気分を味わってみたかったのだが、結論として両者にさほど大きな差はなかった。ホテル棟のほうが新しく設備全般が綺麗だと実感できたが、総合評価としては一長一短。ホテル棟にこもるとこの時期のグアムならではの魅力、つまり東京をはじめとするJリーガー・関係者との遭遇という楽しみからは縁遠くなってしまうからだ。

旅先でベビーベッドを借りるのは初めてだった。部屋の壁際に設置された柵付きのベッドにヒマワリ君を寝かす。一瞬『フヤッ』と泣き声をあげたが、そこはさすがの奥様、慣れた手つきでポンポンと身体を叩きながら再び眠りにつかせてくれた。家族3人では初の海外旅行、ここでようやく一安心。大きな音をたてぬように荷物を整理し、服を着替える。スーツ、シャツ、革のベルトをクローゼットの奥へ押し込み、革靴に締めつけられていた両足で久々にサンダルを履いたとき、旅の喜びが湧いてきた。さっそくベッドに潜り込んだ奥様だったが、僕は軽い興奮状態でなかなか眠れなかった。

「夕刻までゆっくりしましょう」が初日のテーマだった。チームを追いかけるどころか、チームに先んじてグアム入りしてしまったため、どれだけ張り切ってもキャンプの様子を見学する事はできないのである。選手たちがグアムに到着するのはこの日の昼過ぎ、レオパレスには16時の到着予定という情報をキャッチしていた。キャンプ日程が発表されてすぐに旅程を組んだため、このような誤差が生じてしまったわけだ。通算3度目のグアム、特に観光や買物をしたいという希望もないので、僕は情報収集がてら敷地内を走る事にした。ジョギングシューズにとっても一年ぶりのグアムだった。

レオパレスリゾートの地理はおおよそ頭に入っていた。日本を発つ前にチェックした雑誌やインターネットの写真から、先にグアム入りしていたコンサドーレ札幌が陸上トラック付きのメインフィールドを、ヴァンフォーレ甲府が第2サッカー場を使用している事が確認できていた。レオパレスの敷地内は24時間体制で無料シャトル(ライトバン)が走っており、宿泊客をホテル棟からコンドミニアム、またはゴルフ場のクラブハウスなどへ運んでくれる。しかしサッカー場はその運行ルートに含まれておらず、選手やスタッフ、そして見学者も一様に歩いて移動しなければならないのであった。

メインと第2、ホテル棟から徒歩で行けるのはこのふたつだけだ。第3サッカー場は、野球場やソフトボール場のさらに奥に位置しており、歩くとざっと15分近くかかる(あの炎天下15分歩くのはかなりの荒行、さらに帰り道はほぼ上り坂となるのだ)。ゲートを抜けたらすぐ右の道に入って直進。スタッフのテキトーな道案内をテキトーに聞き流したおかげで、ずいぶん迷ってしまった。だらだらした山道を下る事10分、遂に見切りをつけて上る事15分。再びゲート、すなわち昨夜バスから見えた電飾アーチのところまで戻ってきたとき、僕は水浴びをしたトドのように汗まみれになっていた。

2008年02月11日付
現在の青赤指数=63(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
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□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎平山だって風邪をひく

「いかにも頑丈なボディーしてます」 Photo by Yama-chan
214_machoman

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2009年2月10日 (火)

日程を採点してやる

サッカーとは人生である。そして人生とは旅である。無理やりこじつけると、サッカーとは旅なのである。Jリーグ2009年シーズンの試合日程が発表された。古の白河法皇が残した「天下三不如意」の名言に乗ずると、鴨川の水と双六の賽、そしてJの日程だけは思い通りにならないといったところか。

青赤追いかけ東行西走、美味を求めて南船北馬。密かに夢みる希望の暦。それなのに、それなのに…ダメだこりゃ。インターネットに掲載された日程表を一覧した僕は、思い描いていた旅のイメージがガタガタヤマガタと音をたてて崩れてゆくのを感じた。両のこめかみをピクつかせながら再確認する。

夏でもないのに19時開始の試合が目立つ。遠隔地にかぎって日曜だったり夜だったり。そして既に不満爆発、議論百出といった感があるが、一番の目玉・山形に対する東京の「扱い」がひどすぎる。本当にこれでいいのか?地方自治体冬の時代、山形県は「経済効果」のタネをみすみす逃したのである。

決まった事に対し文句を言ってもはじまらないのだが、ここはひとつ現実と向かいあい、新シーズンの旅程を組み立てるため、一戦一戦スケジュールを吟味してみたい。そして日程を勝手に採点してやろうと思う。素人の分際で選手のプレーを評価するなんておこがましいが、これなら許されるだろう。

01節 03/07 土 13:00 H 新潟 @味スタ
【採点】5.5
【寸評】ま・た・新・潟・で・す・か
FC東京を追いかけはじめてから、これまでアウェーで開幕を迎えた事がない。贅沢な願いなのかもしれないが、一度くらい敵地でのオープニングゲームを経験してみたいものだ…つまりシーズン最終戦を本拠地で闘ってみたいのである。初戦の相手はアルビレックス新潟、どうもこのクラブとは寒い季節にしかお会いしていない気がする(最終節に訪れるビッグスワンはもう想像しただけで気持ちが凍りつく)。新鮮味に欠けるカードではあるが、いつぞやの4対0の再現を期待しよう。それにしてもテレビ中継との兼ねあいもあるのかもしれないが、13時試合開始。週末は遅くまで寝ていたい人も多いだろうから、集客にはプラスに働かないかな。15時30分から延々と祝勝会が続くわけで…身体がもたないなぁ。

02節 03/14 土 14:00 A 浦和 @埼スタ
【採点】5.5
【寸評】苦戦必至のチケット争奪戦
シーズン序盤で浦和レッズと対戦できるのはラッキーだと思う。新しいスタイルがチームに浸透する以前に叩けるチャンスが増えるからだ。しかし、彼らにとってのホーム開幕戦というシチュエーションはまさにありがた迷惑。ただでさえ入手困難なアウェー自由席チケットがプラチナ化するのは疑いないところで、無事に埼玉スタジアムへ潜り込めるかどうか今から不安になっている。はたしてアウェー席はどれくらい割りふられるのだろうか。あの巨大なスタジアムが満員の観衆で埋め尽くされるのは間違いないはず。つまり夢にまでみた「赤い沈黙」を堪能するには最高の舞台が整う事になる…チケットが手に入ったらの話であるが。願わくばゴール裏で観戦したいところだが、まぁ、とにかく勝てばいいのだ。

03節 03/21 土 14:00 H 山形 @味スタ
【採点】6.0
【寸評】グルメも一緒にいらっしゃい
とても楽しみな新顔・モンテディオ山形との初遭遇(J2時代から観ている方にとっては再会か)。土曜のデーゲームという設定も文句なしである。きっと初春の穏やかな陽光に照らされたカボレがドッカンボッカンとシュートを決めてくれるだろう。しかし、欲をいえば日程はそのままでこちらから山形へお邪魔したかった。いずれ書く事になると思うが、旅先としての山形は非常に魅力的である。温泉で火照った身体に銘酒「初孫・祥瑞」を冷やで流し込む。嗚呼、もう涙が出てきそうだ…後述するが、アウェー山形戦が平日開催となったのは、とにかく遺憾の一言。どうせだから大勢のサポーターとセットで、山形グルメ「各位」にもこぞって上京頂きたいものだ。14時開始だから、その日のうちに帰れるしね。

N1節 03/25 水 19:00 A 柏レ @日立台
【採点】5.5
【寸評】エコエコパパパの三倍返し
ホーム&アウェー形式をとらない変則開催のナビスコカップ予選、Bグループに組み込まれた東京の対戦相手は、今なお憎たらしいチバイエロー2クラブに清水・京都・神戸・山形。フタを開けてみたら首都圏外4クラブのうち3クラブとホームで闘えるという巡り合わせの良さ。ホームゲーム3試合のうち2試合を週末に開催できるという点も、営業的にありがたいだろう(柏と清水は水曜開催が2試合)。そんな事もありナビスコ予選の日程にはとりたてて文句はない。初戦は日立台のレイソル戦。平日ナイトゲームは夏明けの連勝劇の起点となった昨年8月と同じシチュエーション。これで試合前に土砂降りにでもなってくれたら東京の勝利は動かないだろう。昨年末に味わった屈辱、さっそく晴らしてしまおう。

ううむ、ダラダラ書いているとキリがないな…思った以上に筆が進まないし…というわけでこれにて打ち切り。期限切れ間近のマイルを有効活用するためにも、未開の地・九州石油ドームには初参戦したいと思っている。噂に名高いこつこつなんとかというお店にも行ってみたいのだが…こちらもまた19時試合開始なのよね。

2008年02月10日付
現在の青赤指数=63(▼)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■■□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎下降要因:
・守護神、虫垂炎に倒れる。(▼2)

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2009年2月 8日 (日)

寂しい週末

妻と子が家を出ていった。

スキャンダラスな展開を期待した方には申し訳ないが、まぁ、その、単なる海外旅行である。神戸遠征、そしてグアム旅行はある意味で予行練習だったわけだ。今野泰幸のイタリア、梶山陽平のイギリス、大竹洋平のスペイン。中長期的に思い描く未来へ備えて、欧州へ…って、その思い切りのよさには相変わらず感心させられる。産休期間最後のチャンス、アジアへ越えて一路ヨーロッパへ。一気に二階級特進、トマソンラーションな12時間ロングフライトだ。

成田エクスプレスへ乗り換える改札口まで見送る。小憎らしいほど自然体でエレベーターへ消えてゆく奥様、そして小僧…否、愛しのヒマワリ君。なんとも身勝手なもので、テメーが出張にでかけたりするのは平気なクセに、いざ自分ひとりだけ取り残されると無性に寂しくなる34歳。入場券代をケチる事なく、素直にプラットホームまで見送ればよかったと後悔しながら、僕はズルズルと踵を返す。まるで定年退職したオッサンのような空虚感を背負いながら。

久々の「独身生活」思いきり楽しみゃいいじゃん!言葉で表現するのは簡単だけども、気持ちが追いついてこないのよね…そんなこんなで地下鉄を乗り継ぎ、駒沢大学へ。運動不足を少しでも解消するためにジョギングしながら駒沢オリンピックなんたら競技場へ…駅から走ったらわずか5分ちょっと。せっかくその気で走っているのだからもう少し遠かったらよかったのに。その思いに応えるが如く、スタジアムへの入口がなかなか見つからない日曜午前11時。

一度だけ訪れた事がある。あまり多くは憶えていないけど、かつてジャーンがヘディングシュートを決めたような気がする駒沢(本当に調べないまま書いているので間違っていたらPleaseスルー)。階段下の「だれでもトイレ」で用を足していると、扉の向こうから『ウオオッ』と力強い雄叫びが聞こえてきた。手も洗わずに扉を開けると(洗えよ)、すぐ眼前にピッチへ入場する22人の青赤と、緑。U-17クラブユースの東京都大会、その3位決定戦のスタート。

厳しく言わせてもらうと、東京に存在するJクラブの下部組織がいずれも準決勝で敗れた、少し情けない経緯あっての東京ダービー第一章。第二章はあるのかな…トップチームでは天皇杯を含めておそらく実現しないだろうから、ユースとはいえ青赤と緑のイデオロギー闘争を目撃できるのは貴重である(と書いている自身にあまり気持ちがこもっていないのが寂しい)。世代交代の冬、大きな背番号が目立つ青赤、相変わらず濃い緑地に見えにくい金の背番号。

好天も強風、いわゆるゴールキックが上空でピタリと止まるコンディション。試合開始からしばらく、村林社長が到着。日のあたらないメインスタンド、とにかく寒い。凍える客席が試合内容で熱くなってくれたらよかったのだが。ユースとてシーズンとシーズンの端境期、チームの主軸を占めていた最上学年プレイヤーが抜けてまもなく、チームとしての熟成は期待するだけ難しい。守ってカウンター中心、ブツ切りコマ切れのサッカーがひたすら展開された。

ヴェルディを下しウノ・ゼロの勝利。試合内容についてはあまり書かない、あまり書けない。阿部巧クンが魅せた左サイドの突破、三田尚央クンの「バコーン!」FK。あまりの寒さにコートの下へ青赤アディダスを着込んだ村林社長が、隣席のスタッフに選手の名前を確認するシーン…ところどころに光源は見出せたものの、11人でプレーする意味あい=連動性はさほど感じる事ができなかった、けど、さぁ、ここから!彼らはどこまで大きな炎へ育つだろう。

餃子といえば宇都宮が有名だが、この日は荻窪で美味いニラ餃子を頬張り、帰宅。朝めくりあげたままのベビーベッドの布団、テーブルには作りおきのおにぎりとキュウリの漬物。いるべき人がいない寂しさ、しかしそれは家族のありがたみを再認識させてくれる。ありがたいもののありがたさを忘れそうになりながら、ズルズルと日常に流され気味の僕にとっては良い「研修」になりそうだ。たまには「距離」をおく事も大切なのよね、愛だの恋だのってのは。

プレシーズン開幕、小平に集結した1300名。
恋い焦がれてこそ、さらに燃えあがる情熱。

何回寝て起きて、何回笑って泣いて、何回おっぱいを飲んで、何回おむつを換えた事だろう。酔いも手伝って、僕はベビーベッドの小さな枕へ顔を埋める。ほのかに香るミルクの匂い…うん、やはり寂しい。たった一週間の別れといえど、寂しいものは寂しい。飛行機はまだ空の上。客観的に見守ると、やはり世界は広いと思う。妙な観点から日本代表「欧州組」に対する尊敬の念を深めつつ、僕は眠りにつく。そして、あの子たちよりも数時間早い朝を迎える。

2008年02月03日付
現在の青赤指数=65(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
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□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎深夜にジョーさんブログで大笑い

「練馬区にあります」
214_toshimaen

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2009年2月 7日 (土)

Local Hero(終篇)

韋駄天FWが魅せたゴール前での「決定的な仕事」のおかげで東京は九死に一生を得た。その後も幾度となく絶体絶命の危機に瀕しながらも、驚異的な粘りをみせた挑戦者は延長前後半を闘い抜き、PK戦の末に勝利をもぎ取る。悲願の初タイトルは、まさに血と汗と血尿の結晶であった。突如として姿を現し、人々を危機から救い、そのまま消えてゆく。そんな特撮ヒーローの典型的な行動パターンを演じたのが、この日の戸田だった。カラータイマーを点滅させながら、怪獣レッドキングの攻撃に耐えた正義の味方ウルトダマンは、必殺のウルトラバリアーを炸裂させた後、御役御免とばかりにベンチへ下がったのである。

戸田がPKを蹴る場面は未然に回避された。
心臓がいくつあっても足りなかっただろう。

…エメルソンにはスピードがあり、ジャーンが1枚目のイエローカードを受けた時には少し嫌な予感がした。あまりにも早い時間の退場だったが、そこから我々の粘り強さ、最後まであきらめないチームカラーがよく出たと思う。たとえば戸田のように足がつってもまた飛び出し、藤山のように途中から入ってもすぐに対応できる…

「粘り強さ」「最後まであきらめない」試合後のコメントのなかで、FC東京に脈々と受け継がれるチームカラーを原監督はこう表現した。そしてその体現者として戸田の名前を最初に挙げていた。いつまでも、どこまでも走り続けた献身的な男。原監督がこのゴールに無縁な…(これは少し言い過ぎだな)…ゴールに疎遠なFWを起用し続けた理由はわかっていた、同時に彼が日本代表に招集される事はないであろうともわかっていた。世間における知名度はさほど高くなかったはずだ。東京限定の戸田、オレたちの戸田、オレだけの戸田。地味なクラブの地味な英雄に声援を送る喜び。あの夏発見した愛しきマイナーの種。

愛するFC東京の象徴、その名は戸田光洋。
僕の胸に刻まれた最初のLocal Heroだった。

□Back Number 2008/01/20 「戸田と銀座で」

2008年02月07日付
現在の青赤指数=65(△)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■■■■□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎上昇要因:
・米本拓司、評判上々(△1)

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2009年2月 6日 (金)

Local Hero(後篇)

金髪ロン毛のライオン頭とは対照的に地味な髪型だった。FWといえば花形のポジションと理解していたが、背番号13の彼はお世辞にも華があるとは思えなかった。その第一印象は彼が2点目のゴールを奪った後も、そして遂にはハットトリックを記録した後でも変わる事がなかった。特に3点目は『アメリカ人みたいな名前をしたブラジル人』からのパスを胸で受け、ボールを地面に落とさずそのままボレーで突き刺すという派手なゴールだったにも関わらずだ。勝利の立役者は両手を忙しく動かし喜びをアピールしたが、そのパフォーマンスはどこまでもぎこちなく滑稽に映った。言ってしまえば「盆踊り」のようだった。

2002年、トダといえば恵子でも奈津子でも、ましてや恵梨香でもなく戸田和幸を指していた。赤のモヒカンで一躍知名度を上げた彼は、即席めんのCMで優香と共演するという暴挙を犯すなど、まさにわが世の春を謳歌していた。その裏でひっそりと黒のボサボサが僕の心を撃ち抜いたのである。ホームでの勝利こそ最大の観客動員策だ。大勝に気を良くした僕は、知人という知人を誘いまくった。ミンナ知ラナイデショウ?スゴク地味ダケドFC東京ッテ楽シイヨ!飛田給ニ行コウヨ!なんとなくFC東京を応援する会、略して「なんとなFC東京」と題した電子招待状を、周囲の困惑と迷惑を省みず送信し続けたものだった。

日本にはこんなに凄いストライカーが隠れていた!近い将来日本代表の主力に化ける可能性は高いね!僕は吹きに吹きまくった。時代が時代だったら「トダトダ詐欺」の罪で拘留されていただろう。東スタ通いという週末生活習慣病に冒された僕は、やがてサンバ隊のお姉ちゃんたちが毎回登場しないように、戸田光洋のゴールもそう簡単に見られるものではないという事を学習する。拾った馬券が十万馬券、配牌そのまま国士無双。初観戦で戸田のハットを目撃する奇跡を喩えるには、これでもなお不足しているかもしれない。僕の青赤熱の高まりに歩調をあわせるように、戸田が放つシュートの弾道も天高く上がり続けた。

ツイストドーナツのような動きを繰り返す「右」は、原トーキョーが誇る華麗なる武器だった。攻撃時における右サイド偏重はますます度合を強めていった(ように思えた)。追い越し、追い越され。ライオン頭改め石川直宏と、まだ髪が短かった加地亮が織りなす螺旋状のムーヴは観る者を魅了した。その逆サイド、つまり陽のあたらない「左」を戸田は黙々と駆け続けた。その動きは遊園地で売られているチュロスのように、潔いほど直線的だった。ひたすらまっすぐな前進と、まっすぐな後退が繰り返された。ゴールに愛されぬFWを原監督は重用した。カラ走り、ムダ走りの価値を僕に教えてくれたのは戸田だった。

2004/11/03…FC東京のFirst Decadeにおいてもっとも輝かしい一日。僕が生まれてはじめてスタジアムで泣いた日でもある…と書ければ美しいのだが、残念ながらその前年、土砂降りの日立台で大泣きの実績は作り終えていた。しかし、決してあのアイルランド人の親爺を真似たつもりはないのだが、試合開始前から涙を流したのは後にも先にもこの日だけである。必要以上に赤く染まった国立競技場で、出場選手の紹介時に「いつものテーマ曲」が流れた瞬間、僕は感情が異様に昂ぶってしまい、涙が止まらなくなったのだ。秋晴れの聖地、クラブ史に残る大一番。この日も戸田光洋は堂々先発メンバーに名を連ねていた。

この試合で戸田がシュートを外す場面は見られなかった。それ以前にシュートする事すら許されなかったのである。公式記録によると1本だけ撃っているようだが、僕の記憶には残っていない。面白い事にクラブ公式サイトの試合結果ページでも、戸田のシュートを表す描写は確認できない。シュートの記録すら“抹消”される稀有なFWだったが、最大のピンチからチームを救った事で、2004年のナビスコカップ決勝戦が「戸田の試合」として僕たちの記憶に刻まれる事となる。スコアレスで迎えた後半35分過ぎ、土肥洋一の背後、大きく口を開けた空間へ飛び込んでいくボールを、神出鬼没のボサボサ頭が弾き返したのだ。

※案の定「後篇」で話が終わらないよ…

2008年02月06日付
現在の青赤指数=64(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
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□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎19時開始が多すぎやしません?

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2009年2月 5日 (木)

Local Hero(中篇)

2002/07/14…W杯による中断期間が終わり、Jリーグが再開される。結果として運命の一日となったこの日を前に、僕は悩んでいた。行動を起こす日取りは決まったものの、果たしてどのチームを応援しようか決めかねていたのである。漠然と「候補」に考えていたのが、FC東京、東京ヴェルディ、そして実家が近い柏レイソル。わかる人にはわかると思うが、なんとなく“シャレで”エスパルスでもいいかなとまで思っていた。キッチリ狙いを定めたあの娘にアタックするわけでなく、ただ彼女が欲しいから参加する合コンのような軽い気分だった。近場でホームゲームを開催しているからという理由で、FC東京に決定。

あな恐ろしや、仮にその週末、東京スタジアムで「もう片方」が試合をしていたならば、歴史は大きく歪んでいたかもしれないわけだ。今になって思い返すと、当時の僕は身の毛もよだつ危険思想の持ち主だった事になる。新宿駅で知人と待ちあわせをして、乗り慣れぬ京王線の地下ホームへ。準特急より快速のほうが速いと勘違いし、間違えて乗車した事を憶えている。飛田給という不思議な名前の駅に降り、甲州街道をドライブするたび無感情で通過していたスタジアムに初めて足を踏み入れた。ビギナーでも安全だろうと、バックスタンドに陣取った僕は、プログラムを買って選手の名前と背番号を記憶する事に努めた。

カズじゃない三浦がいた。

ところが突然わき出てきた無数のオッパイが暗記作業の邪魔をする。打楽器の軽快なリズムにのって、サンバ隊が踊る、踊る。地味なチームの割になかなかカネをかけているなと感心すると同時に、秋冬には彼女たちも寒くて大変だろうと心配もしていた。サンバナイトというイベントの事など知らない僕は、ここへ来れば毎回カーニバルなのかと誤解をしていたのである。いずれにせよ、ホットなヒップにくぎ付けとなっていた僕は、選手名をロクに憶えぬまま試合開始の時間を迎える事になった。急いでスタメンだけ確認したが、登録選手のなかで唯一知っていたアマラオがベンチスタートだったのが、僕には不満だった。

オッパイの次は歌だった。ゴール裏が青赤に染まり、マフラーを掲げたサポーターたちが一斉に英語の歌を奏ではじめる。サッカースタジアムにピアノの伴奏という不自然な組みあわせに違和感を憶えながらも『これだけは買っておかないと』と手に入れたばかりのマフラーを広げ、僕は直立不動で口をパクパクさせていた。静寂な調べから荘厳な響きへ移行してゆく歌声に心を奪われながら、アイルランドの親爺を思い出す。「応援団」の面々も感極まって涙したりするのだろうか?目を細めゴール裏を観察したが、人々の表情までは確認できなかった。それにしても素敵な曲だ…僕は耳から青赤に染まっていった事になる。

右も左もわからぬまま、いつの間にか試合が始まっていた。数年前に上司命令で西が丘へ強制連行されたときと違い、僕は自分の意思でチケットを買い、自分の意思でサッカーを観ていた。予備知識がまったくないぶん、フラットな視点で気になる選手を見つけてみよう、そんな意識でピッチを眺めていた。やがてズブの素人でも「ある現象」に気づく。まるで決まり事でもあるかの如く、このチームは右からしか攻めないのである。その攻撃の核となっているのが背番号36・ライオン頭のドリブル。長年に渡り僕が抱き続けてきた「This is Jリーガー」の固定観念をそのまま切り出したような、金髪ロン毛の持ち主だった。

無知とは無恥なり。軽薄で傲慢だがやたら女性にモテるオトコの敵。フラットな視点など何処へやら、とにかく目立つライオン頭が疾走するさまを、僕は歪んだレンズを通して観察していた。それは誤解と偏見で象られた怖いもの知らずの色眼鏡だった。耳は常にゴール裏へ向けられていた。彼らが創り出す空気は想像以上に愉しげで、猛々しかった。『Jリーグだってやるもんだ』求めていたライブならではの発見だった。僕にとっての記念すべき初ゴールは、そのライオン頭のアシストから生まれた。DFラインの裏に抜け出た選手が右足でゴールに流し込んだのだ。慌てて彼の背番号を確認した僕は、プログラムを開く。

トダじゃない戸田がいた。

2008年02月05日付
現在の青赤指数=64(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■■■□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎会議中に生ドロンパ画像を受信

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2009年2月 4日 (水)

Local Hero(前篇)

2002年に日韓W杯が開催される直前、諸事情により「希望すれば日本戦のチケットを入手できる」事になった。しかし僕は大胆にもそのチャンスを放棄した。せっかく自国でW杯が開催されるのだから、サッカーが好きな人、サッカーを応援してきた人が観たほうが良い。そんな美しい理由を添えて断りのメールを送った記憶があるが、要はそれほど興味を感じなかったのである。同年3月に、当時隆盛を誇っていたアメリカのプロレス団体WWF(現WWE)が横浜アリーナへ上陸を果たしたときは、深謀遠慮の末に超プラチナチケットを奪取したものだったが、ことサッカーに関しては僕は完全に門外漢を決め込んでいた。

今さらサッカーだなんて。その根底には「流行しているものにホイホイ飛びつくのが嫌」というこだわりがあった。とにかく僕は昔からメインストリートから一本わき道へ入った、そんな微妙な場所に居心地の良さを感じるタイプだった。マイナーな種を発見して、メジャーな花を咲かせる過程を体感する。じっくり時間をかけ、ひっそり思い入れを深めていく。そんなスタンスで物事を楽しむのが常だった。『苦しい時代を知っている』『一緒に大きくなってきた』『俺はずっと昔から見てる』が趣向を表すキーフレーズ。ただし、これらは実際に口に出すと周囲が興醒めしてしまうので、密かに想い続ける事が大切である。

皮肉にも『スタジアムでサッカーの試合を観てみたい』と思ったのは、W杯が終わった直後であった。自分には縁がないジャンルと頑なに距離を置いていたサッカーに、どうして僕が惹かれたのか。唐突に心のトリガーを引いたのは、自国開催の波に乗り社会現象にすらなった「青」でなければ、それ以上の熱狂ぶりが印象的だった隣国の「赤」でもなかった。何の因果か、僕をサッカーの世界へ誘ったのは「緑」なのだった。まだ街中にW杯の余熱が残っているころ、NHKが世界最大のイベントを側面からとらえたプログラムを放送した。一人のアイルランド人サポーターの人生に焦点を当てたドキュメンタリーであった。

詳細は憶えていないが、その初老の男性は3年ごとに仕事を辞め、3年間で貯めた金をすべてW杯につぎ込む、そんなサイクルを繰り返している人だった。単純に航空券と観戦チケットをおさえるだけでなく、W杯開催国や近隣地域への旅をゆったり楽しみながら4年に一度の失業イヤーを満喫する、自由な人生を送っている人だった。決してその人生観に共鳴したわけではない。どちらかといえば根無し草のような放浪生活には抵抗感を憶える性質(たち)であり、親爺さんに憧れを感じたわけでもなければ、アイルランド人になりたいと思ったわけでもなかった。しかし、緑の親爺が流した涙は、確かに僕の心に刺さった。

大切なものになればなるほど、出会いのきっかけは得てして「ひょんな事」だったりする。結果として生涯の伴侶となる「運命の女性」との遭遇も例外ではなく、それは極めて現実的で、極めて物語性のない巡りあわせだった。その時間、たまたまテレビを眺めていなければ、たまたま酔狂なアイルランド人が涙を見せなければ、僕はサッカーには縁のない人生を送っていたはずだ。理由はわからない、否、理由なんてものは最初からなかったはず。緑に染まったスタンドの、その緑の一部となった親爺が泣いていた。勝った負けたに感動しているのではなかった…何故ならそのとき、試合はまだ始まっていなかったのだから。

不意に目頭が熱くなって、鼻の奥がツーンと痛んだ。サッカーを観るためにスタジアムへ足を運んだ親爺が、そのサッカーが始まる前から目を真っ赤にして泣いている。それを見た瞬間から、僕はその親爺が羨ましくて思えて仕方がなかった。そこまで思いを捧げる何かがある、その「何か」が欲しくてたまらなくなったのである。一方的な嫉妬から転じた新たな感情、それは腹の底から湧き出してきた、それまで経験した事のない類の欲求だった。あそこまで気持ちが昂ぶる何かが欲しい!スタジアムに行けば、サッカーに触れたら、あの親爺のような涙が流せるのだろうか?そんな漠とした思いから、すべてが動き出した。

僕が戸田光洋に遭遇する数週前の話である。

2008年02月04日付
現在の青赤指数=64(→)
■■■■■■■■■■10発狂
■■■■■■■■■■
20絶望
■■■■■■■■■■
30暗鬱
■■■■■■■■■■
40不安
■■■■■■■■■■
50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■■■□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎サッカーマガジンの城福監督記事は必読

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2009年2月 3日 (火)

グアム旅行記(1)

赤、青、赤。3冊のパスポートに2枚の搭乗券をはさみこむ。乳幼児は10年物の赤いパスポートを作る事が認められない。日に日に成長する子供たちは、10年経てばすっかり別人へと変貌を遂げるのだろう。言われてみたら当然である。初々しい顔写真は奥様の力作、一張羅の青赤ロンパースを着せてデジカメで接写する事、数枚…数十枚か?ニコリと正面を向いて笑った1枚が採用され、米国当局のデータベースに登録される事となった。生後わずか8ヶ月で海外旅行とは贅沢な身分だ。大学の卒業旅行でやっと成田を飛び出した「親父」の記録を22年も更新した事になる…いやはや感慨深い。

それにしても、生まれてきて改めて悟った事であるが、赤ん坊というのは無敵の存在である。運賃無料に留まらず、優先入場が認められ、搭乗口では多種多様な玩具がもらえる。離陸後はベビーベッドをセットしてくれ、事前にオーダーしておいたサイズの紙おむつまで提供してくれる(おしり拭きまで付けてくれたら最高だったけど)。客室乗務員の皆さんは平時の三割増しくらいの優しい笑顔を向けてくれ、今なら彼女たちの携帯電話の番号を聞けば百発百中で教えてくれそうな、そんな誤解含みの妄想すら誘引してくれる。記念すべき初の海外旅行。小さな大冒険の行先は、グアムである。

3時間半のフライトを経て、南の島へとたどり着いた。夜中だというのに気温は摂氏26度。レオパレスリゾート行きのシャトルバスの発車を待つ間、ターミナルビルの外に出てみた。「ベッタリジットリ」を覚悟していたが、去年ほどではないというのが奥様と僕の共通意見。もちろん暑いといえば暑いのだが、スーツの上着を脱げば十分にしのげるレヴェルだった。ゴルフバッグを抱えた数名のオヤジ軍団がようやく登場。自分たちが最後に到着した事、それまで散々他の客を待たせていた事には気づいていない。そんな空気を読む事ができる人間なら、そもそもこんなに遅れてこないはずだ。

環境に悪そうな大型バスが、環境に悪そうな煙を吐いた。バスの中は適度な冷房が効いていて、リゾート特有の甘ったるい香りがした。出発と同時に室内灯が消され、一気に真っ暗になる。ベビーキャリーに包まれたヒマワリ君が、起きてるのか寝ているのかもわからない。彼を抱きかかえる奥様が眠りに入った事は、窓から差し込む街灯が教えてくれた。昼間ならば右手にビーチの遠景が見えるはずだが、時刻は27時、海岸線も闇の彼方。耳をすませば波の音くらい…聞こえるわけない。10年以上前に流行ったポーラ・アブドゥルの曲が大音量で、それ以上に環境に悪そうなエンジン音が響く。

必要以上に数が多いと思わせる銀行と、ハンバーガーショップのネオンサイン。市街地を抜けたバスはやがて登りに入る。レオパレス・リゾートは山の上にある滞在型リゾート施設。買い物や食事を楽しむために繁華街へ繰り出そうにも車で45分かかり、この島に海があるという事を忘れるくらい水着ギャルとは無縁の世界。ある種の軟禁状態に身をおく事ができるため、スポーツ選手が修練を重ねるには相応しい「僻地」であるといえる。空港を出発してからおよそ35分、闇の向こうに突如としてけばけばしい電飾アーチが現れる。ここから先がレオパレス!必要以上に雄弁なアピールだった。

※「グアム旅行記(2)」へつづく
気の向くまま書かせて頂くわけですが、このシリーズは不定期更新となります。例によって無計画な作文になります故、何回続くのかまったくもって未定です。

2008年02月03日付
現在の青赤指数=64(→)
■■■■■■■■■■10発狂
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20絶望
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30暗鬱
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40不安
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50平常
■■■■■■■■■■60希望
■■■■□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂

◎馬場状態=不良

「乗ってみたかった」
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2009年2月 2日 (月)

【御礼】FC東京グアムキャンプ飲み会

イベントにご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

好奇心2割、恐怖心8割。実のところ、僕はとても不安だった。書く、読んで頂く、コメントを交わす、顔が見えないからこそ気楽なブログ遊び。そんな「インビジブルな均衡」を破ってしまう事で何かが壊れないだろうか、といった不安。明大前のお店を訪れるのはこの日で3度目、事実上ビギナーである。すっかりできあがった空気の中に、異分子のように潜り込む必要があるのなら、それは相当に高いハードルとなる。言うなればホーム内アウェーのような緊張感に襲われながら、僕は店内の映像機器にビデオカメラを接続していた。

初対面の人とコミュニケーションをとるのは相変わらず勇気がいる。だから自分の緊張感を解くためにも、マイクを持たせて頂いた直後、いの一番に質問させてもらった。『お独りの方はいらっしゃいますか?』ちらほらと挙がる手を見て少し安心する…僕もなんですよ、と。そして同時にあのような場へ足を運ぶ事ができる勇気に感服していた。ヘタレな僕は孤独な立場に追いやられるのが怖くて、こっそり数名の援軍を呼んでいたのである。結果としてジャンケンに滅法強いその姉妹は、それなりの「報酬」を得て帰宅する事になった。

「首謀者」殿の人脈、そして何より長い年月をかけ青赤の巣として彼の地に根づいてこられた「リブリ」さんのおかげで、数え間違えたら80人に迫る大勢の方々が来てくれた(嘘、正確に数えたら25名くらいだったかな)。そのなかにはこのブログの告知をキッカケに、初めて明大前にやってこられた方もいらっしゃった。直前の告知に対する反応が皆無だったので、密かに凹んでいたぶん嬉しかった。また、いつもコメントを下さる女性の方がとても綺麗だったので、必要以上にドギマギしてしまったのはアルコールのせいではなかった。

ブログへ写真を提供してくれる「巨匠」のフォトアルバムが好評だった。そりゃそうだ、何をしにグアムへ行ったのだ?とツッコミたくなるほど質量ともに見事な作品集。是非、他の青赤系宴会にもご持参頂きたいものである(業務連絡)。大きなスクリーンで盗撮アングルのキャンプ映像を観ながら報告会は進む。ボールを使った高度な練習の解説をしてくれる「首謀者」殿の話に耳を傾けつつ、現地で聞いておけばよかったと後悔する。サッカーをテクニカルな視点で読み取る事ができない僕は、もっぱらフィジカル系の話に専念する。

中村選手の太腿、平松選手の腹筋、三田選手の(省略)。
いずれもグアムで目撃したセクシーでラブリーなアレだ。

潤滑油も適度に注油しないとスリップの原因になったりする。テンションを高めるために飲み続けたビールがまわっていた。メインイベント「勝手にお宝グッズ抽選会」ではマイク片手に騒がしくさせて頂いたが、正直なところあまり憶えていない。特にムックンの帽子がどうのこうのと言われても、本当に何も思い出せない。ただし、こちらの目論見どおり(?)ほとんどのプレゼントが女性の手に渡ったという事、そして門外不出の禁じ手といわれた「ダニーロ・ジャンケン」が公の場で繰り返された事、これだけは記憶に確かである。

新外国人のアル・アサリ、茂庭照幸の堂々たる背中、羽生直剛のバランス感覚、田邉草民の何から何まで。盛りあがった要素を記念に書き残しておく。その他、特にこれといった衝撃映像・秘密情報が披露されるわけではなかったが、参加して下さった皆さんのご厚意もあり、温かく楽しいイベントになったのではないかと(極めて都合よく)自己評価して、このエントリーを締めくくる事にしたい。空腹に大量の飲酒、緊張感からの解放。そして次に目が醒めたとき、僕は《京王多摩センター》という見慣れぬ駅にいた事を告白しておく。

反対側のホームに《若葉台》行き最終電車がやってきた。
ちなみに、僕は東京都練馬区というところに住んでいる。

追伸:石川直宏選手へ…その優しさに心から感謝します。

「ありがとうございました」 Photo by Yama-chan
212_our_idol

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