いつもご覧頂きありがとうございます。ダラダラ書き続けている《breakthrough》シリーズをひと休みさせて頂き、ちょいとCoffee breakを。平山相太の2点目に救われて、さらにその後の“余興拒否”に救われた天皇杯・ベガルタ仙台戦の雑感。このブログにしては珍しく「ゴール裏」について触れています。十人十色のご意見あろうかと思いますが、ご一読頂けますと幸いです。それにしても本当に勝ててよかった。万が一の事態が発生していれば呑気に鹿島戦を振り返っている場合ではなかったはずですから…というわけで次回以降、打ち切りの危機を脱した上記シリーズの残り2回(予定)を書かせて頂きます。
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『調布までバスが出ているよ』奥様のそんなアドバイスに、なるほどそんな手があったかとスーツケースを転がてエアポートリムジンの5番乗り場を目指した。しかし無情にも3分前にバスは出発したばかり、そして次のバスまでは小一時間の待ち。あわてて一度は別れた妻子を電話で呼びとめ、京浜急行の改札口で再合流。品川駅まで家族旅行が延長される事となった。それにしても羽田空港から飛田給(付近)までバスで乗りつけるなんて滅多にないチャンスだから試してみたかった。調布インターを降りるときスタジアムの雄大な姿を視界に捉え気持ちを高めたかった…残念。
長浜のとんこつラーメン、辛味のきいたスープのつけ麺、そしてオタフクソースをかけたお好み焼きと、J2を感じさせるグルメを精力的に制覇してきた。羽田で「萩の月」でも売っていたら冗談半分でそれを仲間たちへのお土産にしようかとも画策したが、そこまで時間に余裕がなかった。面倒な乗り換えを2回、新宿駅で京王線に乗り換えるあたりから完全にいつもの行動パターン。なかなか戦闘モードに切り替えられないのは、いつもよりややカジュアルフォーマルな服装と大きな荷物のせいだ。ゴロゴロというスーツケースの車輪音と旅行気分をひきずりながら12時過ぎに味スタへ到着。
自由席の当日券は2千円…それにしても高いよなぁ。
負けるわけにはいかない「格下」との対戦。ちょっとした気の緩みからスタジアムの空気が歪み番狂わせが生じる事、過去に多数。枚挙に暇のない事例が余計な(余計に)緊張感を高めてくれる。ついでに前日“ご近所さん”が身をもって天皇杯初戦を勝ち抜く難しさを証明してくれた。もっともこのケースはどちらがジャイアントか、まるでわからなかったというのが実情だったが…それにしても消化試合を強化試合にしている広島、誠に恐るべしである。来シーズンは緊張感に満ちたつけ麺(地元の人はあまり食べないみたいだけど)とお好み焼きを食する事になりそうだ。
雑感といいつつ試合内容については一文字も触れない。
勝てばいい、勝つしかない。「格上」の立場にある以上、こういう試合をキッチリ90分で制した事がすべてである。細かな採点なんて必要なし、仮にそれを求められるのなら黙って100点を提示する。ダイジェスト番組で映し出されるのは平山相太のゴールであるが、実質この勝利を手繰り寄せたのは塩田仁史の奮闘に他ならない。すなわち昨日の試合は十二分に敗れていた可能性があったという事だ。しかし繰り返すがそういう試合で勝利を収めた事に意義がある。天国と地獄を隔てる紙一重の差、鳥取行きの航空券を購入していたファンは気が気ではなかっただろう。
ウィットに富んだ笑いと単なる悪ふざけ、これも紙一重。
“やりにくい”試合へ臨むにあたっての注意喚起、気持ちを緩めず元旦を目指す姿勢はメディアを通じて僕たちにも伝わってきていた。監督しかり、選手しかり。しかし残念ながらこの日のゴール裏は小平から発信されたメッセージに呼応できていたとは思えない。そこに漂うのはいつもの天皇杯初戦の空気、それどころか「ミヤザワ」「ユキヒコ」との再会というサイドストーリーが添えられていた事で、より緩やかな空気が充満していた。試合前後ならともかく試合中に宮沢正史へコールを送る必要はない。そんなゴール裏を一望して笑みを浮かべた彼にも失望した…試合中だぞ!
いまでも宮沢正史が好きだ、だから僕は腹立たしかった。
東京の勝利をサポートするために行動を起こすのなら、やはり試合前には選手全員に声援を送りたいものだ。細かな経緯は知る由もないが、いつの頃からかキックオフ前のコールが省略される事が増えてきた。この日も発生したのは塩田コールだけ(それで塩田が大活躍するのだから笑うに笑えないのだが)。正直なところ『やらない理由がわからない』というのが僕の考え。それ以上の効果を伴うのなら他の行動を取ればいいと思うが、お決まりのチャントを延々と歌い続けるくらいなら、せめて試合直前の時間帯はパターン化させたほうが“入りやすい”と思うのだ。
空気を読めない人間に、空気を創りだす事などできない。
変化を起こすためには、変化が起こりつつあるという空気を創出せねばならない。いつも笑顔を絶やさぬ人が突如として真剣な表情をみせる、そういうギャップはとても効果的だ。まだその時期ではないという考えもあるのかと思う。秘すればこそ花、ここぞの瞬間を迎えるまで抜刀せず。思料深い計算が隠されているのなら感心するが…。そもそも僕はゴール裏の楽しげな空気に惚れて味スタへ通いはじめた。毎回スーツケースなどよりはるかに重い荷物を抱えてスタジアムに乗り込み、応援をリードしてくれる彼たちには敬意を抱いている。そしてその影響力に期待している。
だからこそときに苦々しく思うのである、『もったいないな』と。
【第88回天皇杯4回戦】 FC東京(2-1)ベガルタ仙台 ※観衆10,528人
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2008年11月04日付
現在の青赤指数=61(△)
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■■■■■■■■■■40不安
■■■■■■■■■■50平常
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■□□□□□□□□□70幸福
□□□□□□□□□□80歓喜
□□□□□□□□□□90熱狂
□□□□□□□□□□99絶頂
◎上昇要因:
・どうにか砂丘行きの切符を獲得(△1)
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